2020年度助成事業の助成先決定について

一般財団法人PwC財団では、2020年度助成事業につきまして、下記のとおり助成先を決定しましたのでお知らせいたします。当財団は今後も社会課題に取り組む団体への助成を通じて、持続的な社会の実現を目指してまいります。

1.助成対象となる活動

人間拡張(Human Augmentation*1)に関する技術を何らかの形で活用している活動。想定している技術は以下のとおりです。

  1. Telexistence*2のような、遠隔地での作業を可能にするような存在を拡張する技術
  2. 外骨格・義手義足のように、身体機能を補強・補綴するような身体を拡張する技術
  3. 視覚や聴覚などの感覚を技術で強化したり、皮膚感覚などに置き換えたりするような感覚を拡張する技術
  4. AIを活用することによる理解・習得のプロセスなど認知を拡張する技術

*1:テクノロジーにより人間の能力を拡張していくこと
*2:遠く離れた場所にいるロボットをアバターとして利用することで、まるで自分がそこにいるような体験を可能にする技術

2.助成先および助成金額

助成先

H2L株式会社

助成事業概要

BodySharing技術と5Gを活用し、遠隔地からリアルタイムで農業に参加できるサービスを提供することによって、「農業従事者数の減少と高齢化」と「障がい者の社会参画機会の制限」という社会課題の解決に取り組む。

助成金額

1,000 (万円)