私たちの生活を取り巻く社会課題はますます複雑化しています。当財団では、長期的な視点で持続的な社会の実現を目指すため、時代に即した重要な社会課題に対して、最先端の技術や従来とは異なるアプローチを用いて劇的な成果を生み出す可能性を持つ団体への積極的な助成を行います。
今回の助成事業では、当財団の助成事業の対象テーマのひとつである個性や多様性の尊重を目的としたインクルージョン&ダイバーシティ(I&D)支援の一環として、お互いに相手を尊重し、一人一人が生き生きと生活していける社会にすることを目指すために人間拡張技術を活用している団体への助成を募集します。人間が本来持つ能力を飛躍的に高める「人間拡張」には、障がい者、高齢者などが持つ能力・機能を補完する役割を果たすものとしても期待が高まっています。当該技術の普及・発展につながる活動を支援することにより、誰もが活躍できる社会の実現に寄与することを目的とします。
対象活動:人間拡張(Human Augmentation*1)に関する技術を何らかの形で活用している活動。想定している技術は以下の通りです。
*1:テクノロジーにより人間の能力を拡張していくこと
*2:遠く離れた場所にいるロボットをアバターとして利用することで、まるで自分がそこにいるような体験を可能にする技術
対象団体:以下の全てに該当する団体を対象とします。
助成金額:1,000万円以内/件
*申請金額は万円単位(端数切り捨て)です。
助成対象:助成事業を実施する上で必要な経費
助成対象外とする内容
こちらの助成金交付申請書[PDF 218KB]より申請フォームの項目を確認いただき、以下の所定申請フォームに必要事項を記入の上、申請してください。
*「達成が見込まれるTargetとその理由」は以下の規定フォーマットをダウンロードして記入の上、添付で提出ください。
「達成が見込まれるTargetとその理由」Excel ダウンロード
申請フォームには必要書類の添付ができないため、後述の書類は以下のメールアドレスに送付してください。
jp_pwc-foundation-mbx@pwc.com
*件名に「【助成申請】団体名」と記入してください。
【メール申請における注意事項】
【添付書類】
以下の書類をメール添付にて提出してください。
*「助成事業の予算書」にはできる限り見積書を添付してください。
(1)定款
(2)役員名簿、全部事項証明書(申請日から6カ月以内に取得した最新のもの。写しでも可)
(3)前年度の収支決算書(株式会社の場合は損益計算書)
(4)本年度の収支予算書(株式会社の場合は予算案)
(5)貸借対照表
(6)助成事業の予算書
(7)事業案内書(パンフレットなど)
(8)補足書類(「達成が見込まれるTargetとその理由」回答)
*当財団で書類確認後、必要に応じて追加で書類の提出をお願いする場合があります。
申請フォーム(Google Form)と添付書類のメール送付ともに、以下の日時までに申請してください。
2020年10月2日(金)18:00
申請書類一式に基づき、厳正なプロセスで審議を行い決定します。
なお、申請書類の内容について電話やメールによる確認を行う場合があります。
選考結果については、2020年11月上旬までにメールにより通知するほか、当財団ホームページなどで発表します。
*採否の理由についての問い合わせには応じかねます。提出いただいた書類、資料などは返却できませんのでご了承ください
【助成手続き】
助成金振込依頼書を提出いただき、振込依頼書に基づき、助成金を指定口座に振り込む予定です。
助成が決定した団体は、助成期間中および期間終了後、すみやかに活動実績の報告書および収支報告書(助成対象となる全ての経費について領収書を添付)を提出する必要があります。助成決定後、指定の書式を事務局より提供します。
お問い合わせ
一般財団法人PwC財団事務局
E-mail:jp_pwc-foundation-mbx@pwc.com
Q.複数の事業を同時申請することはできますか?
A.同時申請は可能です。ただし、メール/申請フォームからの送信は1回につき1事業分となります。複数事業を申請する場合は事業数に応じた申請フォームへの入力が必要となりますのでご了承ください。
Q.他の助成機関と併願することはできますか?
A.申請はできます。ただし、他の助成機関からの助成に選定され、助成を受けている場合は、助成金交付申請書の「他の助成の申請の有無」欄でその旨記載ください。
Q.助成に選定された場合、翌年も続けて申請することは可能ですか?
A.はい、可能です。連続採択の可能性はあります。
Q.どのような経費が助成対象になりますか?
A.助成事業を実施する上で必要な経費とします。詳しくはお問い合わせください。
Q.助成金はいつから使用できますか?
A.助成金の振込完了次第、使用いただいて構いません。
Q.設立中の団体でも申請はできますか?
A.原則として、申請日以前に法人が設立されていることが前提となります。
Q.申請が完了したかどう確認すればよいですか?
A.申請完了した場合、返信メールが送られます。返信メールが届かない場合、未申請となっている可能性がございますので、事務局までご連絡ください。
Q.申請後に登録情報(団体名、所在地、電話番号、メールアドレス、事業計画の内容など)が変更になった場合、どうすればよいですか?
A.当財団ホームページの「お問い合わせ」より、ご連絡ください。
Q.申請を取り下げたい場合、どうすればよいですか?
A.申請後に送信されるメールに記載のお問い合わせ先にご連絡ください。