Fit for Growth | Strategy& Japan

Fit for Growth

成長への企業変革―ケイパビリティに基づくコスト削減と経営資源の最適化。さらにリーンで強く、成長に適した企業体質への変革をサポートします。

コスト改革とオペレーション改善によって成長を実現

あなたの会社は、今日ビジネスが直面している重大な課題に取り組む準備ができていますか?

Fit for Growth*は、企業がコストを戦略的に削減・再配分することでコスト削減と成長を同時に実現するアプローチであり、数々の実績により実証されています。

*Fit for Growth は、PwC Strategy&の米国における登録商標です。

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Amazon.comで1位(Production and Operations分野)を獲得した原著「Fit for Growth-A practical approach to business transformation」の邦訳版

『成長への企業変革―ケイパビリティに基づくコスト削減と経営資源の最適化』

 2017年11月22日発刊(ダイヤモンド社)

コスト削減のレバー:何を、どこで、どのように

■事業のポートフォリオとケイパビリティの選択 「What」

ポートフォリオの合理化

自社が行うべき事業を決める

必要期間:最長1年間

潜在的なコスト削減額:対処可能なコストの20 – 30%

ポートフォリオの合理化とは

コストを押し上げている複雑性の発生個所(事業ライン、製品、顧客、チャネル、地域)を特定し、コストと複雑性を生み出す根本原因の両方を減らす。これにより、付加価値や差別化につながらない複雑性が減る。

ベストプラクティス:

  • ポートフォリオに複雑性があり、それを合理化できると仮定して症状を探していくことで、大きな機会を見つける
  • 現実的になる:「片っ端からすべて分析する」ことは避ける。問題が見つかりそうな場所に的を絞って、真のコストを探る
  • 安易に製品や顧客を 「戦略的」と位置付けない
  • 関連する固定費とそれを支えるインフラを即座に取り除く:効果が最大化できると共に、複雑性が復活するのを防ぐ
  • ポートフォリオの合理化をルーチン化してケイパビリティにする:ポートフォリオを持続的に監視し、整理する

■組織と立地 「Where」

オペレーティング・モデルの適合

重要な業務をどの組織で行うかを再定義する

必要期間:12-24ヶ月間

潜在的なコスト削減額:対処可能なコストの15 -25 %

オペレーティング・モデルとは

重要な業務を行う組織、組織単位の構造、社員の協働方法を定義したものである。企業のオペレーティング・モデルと企業戦略とを適合させ、差別化するケイパビリティに直接的に貢献するように変革することが目的である。

ベストプラクティス:

  • 包括的に設計する:コストを削減するだけでなく、新たなオペレーティング・モデルによって、企業戦略と自社を差別化するケイパビリティを実現する
  • チェックとバランスを確立する: 各組織の権限に上限を設定する
  • 事業上の必要性を明らかにする: 組織のある場所から別の場所へとある活動を移す場合、説得力ある根拠を提示して内部の抵抗を克服する
  • 明確なロードマップを定義する: 新たなシステムがどのように機能するか、意思決定がどう行われるか、意思決定者がどのように必要な情報を入手するかを明示する

■オペレーションの卓越性 「How」

プロセス・エクセレンス

作業を簡素化し、官僚主義を最小化する

必要期間:3-15ヶ月間

潜在的なコスト削減額:対処可能なコストの10-20 %

プロセス・エクセレンスとは

製品やサービスがもたらす顧客価値の源泉を特定し、その価値を生んでいるプロセスを特定し、それ以外のプロセスを簡素化または排除する。

ベストプラクティス:

  • 3つの領域にプロセスを分別することで、無駄を切り離す:顧客が進んで対価を支払うような価値を生み出す活動、顧客のための価値は生み出さないが事業運営に不可欠な活動、まったく価値を追加しない活動の見極め
  • 早期に効果を発揮できるプロセスに的を絞る。これによって得られた資金が、変革プログラムのその後の段階のための資金源となる
  • データを取得し信頼する:断片的情報に頼っていては、課題の本質がぼやけることが多い。データに基づく洞察を使って確実な価値創出につながるような戦略的判断を下すべきである

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北川 友彦

北川 友彦

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

井上 貴之

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池内 俊之

池内 俊之

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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