2019年9月24日
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:足立 晋)は、厚生労働省の平成31年度介護のしごと魅力発信等事業の公募に応募し、ターゲット別魅力情報発信事業(アクティブシニア層向け)で採択事業者となり、当該事業を開始しましたのでお知らせします。
本事業は、株式会社リクルートキャリアが行う、日本の介護サービス業の就業人口を増やすためのプロジェクト『HELPMAN JAPAN』と協業いたします。
厚生労働省の平成31年度介護のしごと魅力発信等事業とは、平成30年度に実施した“介護のしごと”の魅力発信のための福祉・介護型イベントの実施に加えて、(1)若年層、(2)子育てを終えた層、(3)アクティブシニア層に対して、それぞれ個別のアプローチにより、介護のイメージ転換を図るものです。併せて、事業主に対しても、例えばワークライフバランスの重要性をはじめ、介護事業所の認証評価制度の普及など、介護業界内の意識改革を図るものです。
※詳しくは厚生労働省のHPの資料[PDF 1,156KB]をご確認ください。
※PwCコンサルティングは介護事業者向けでも採択事業者となっています。詳しくは2019年8月6日に公表したPwCコンサルティングのプレスリリースをご確認ください。
少子高齢化、平均寿命の延伸により「人生100年時代」とされるなか、アクティブシニア(趣味やさまざまな活動に意欲的なシニア)層が活躍できる社会の創造が求められています。アクティブシニア層の労働参画は、わが国の人手不足解決に向けた重要な役割を担っていると考えられます。
特に介護業界においては、今後一層の増加が見込まれる介護需要を満たすため、新たな人材の確保が求められているものの、「身体的、精神的にきつい」といったネガティブなイメージもあり、他業界と比べ、人材確保が難しいと言われています。
そこで本事業では、『HELPMAN JAPAN』(株式会社リクルートキャリア)と連携し、アクティブシニア層を対象に、介護のしごとに対する理解促進・イメージアップのための体験型魅力発信イベントを企画し、全国で開催していきます。PwCコンサルティングが実施主体として本事業全体およびイベント開催の全体的な企画・運営を行い、『HELPMAN JAPAN』は、介護業界のしごとについて以前よりさまざまな情報発信を続けてきた実績・ノウハウを活用し、本事業全体について助言・アドバイスを行う他、イベントの中の「介護のしごとについてのセミナー」の開催や、未来産業である介護業界の「最新機器についての展示ブース」など、イベントでのコンテンツ実行・運営を行います。
他にも、イベントでは、株式会社リクルートが開発した『からだ測定』(体力、処理力、個性などの計測)を活用。その測定の結果に基づき、参加者それぞれの特徴から導き出されるタイプに合った介護のしごとが提示されます。提示された介護のしごとの体験や介護の求人情報紹介などを通して、参加者の介護のしごとに対する誤解を払拭するとともに、参加者が「(介護のしごとに)挑戦してみよう」という意識の醸成を狙います。