PwC Japanグループ×東京大学 AI経営寄付講座(学生向けプログラム)

  • 2021-05-14

東京大学とPwCの叡智を結集

AI経営を加速させる業界のキーパーソンが登壇

 

ビジネスとテクノロジー双方の視点でAIを理解し、AIの社会実装を担う人材の育成を目指す

講座コンセプト

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の機運が高まっています。

グローバルでは、AIとテクノロジーを武器に世界を席巻するデジタル企業が生まれていますが、日本においては、組織内でAIを活用しDXを推進する人材の育成がボトルネックとなり、デジタル企業の成長を阻害しています。

その一因としては、まず学校教育段階における文系・理系間の壁が高く、理系学生の割合が世界的に見てもきわめて低いこと、結果多くの学生がテクノロジーという武器を使いこなす前に社会に出ていることが挙げられます。

また、こうした学生が就職してからも、企業内で人材育成のスキームがないため、外部AI・IT企業との連携やDX推進がうまく進まない、といった課題が生じています。

AI経営寄付講座では、AI・デジタルの力を経営の世界で発揮し、世界で戦える経営人材の輩出を目的に、学生・社会人双方の育成に取り組みます。

経営の中枢にAI を

講座概要

PwC Japanグループは、企業がAIを起点とするデータ活用を経営の中枢に取り入れる「AI経営」を提唱しており、最終的には企業のあらゆる業務にAIを組み込み、企業の競争力向上を図ることを支援しています。東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻では「技術、経済・経営、社会にまたがる多様な視座に基づく教育、そして国際化の進む社会課題の解決も視野に入れた領域横断的研究」を目指しており、「社会的価値を創出する技術経営戦略学」の実現を使命としています。両者は、AIやデジタルの活用を通じて日本の競争優位性を高め、未来を創出する経営人材を育成することに合意し、本寄付講座の設立に至りました。

AI経営寄付講座は、東京大学に在籍する学部生・大学院生、そして一般の社会人を対象にしています。2021年度は、まず学生向けの講座を2021年6月から12月に全14回実施し、社会人向けの講座は2022年1月の開講を予定しています。カリキュラムは講義とワークショップから成り、デジタルのコアテクノロジーであるAIの基礎と、企業および特定の業界におけるテクノロジー活用を実務的な情報も踏まえ理解できるものです。講師には、PwC Japanグループの専門家だけでなく、さまざまな業界でデータ活用を牽引する有識者にも参加いただいており、AIやデータ活用の基礎からビジネスでの具体的な活用例まで解説します。

講座名

AI経営寄付講座(学生向けプログラム)

講座開設期間

2021年6月~2021年12月

実施形態

オンライン

受講対象

東京大学 学部生

設置先 東京大学大学院工学系研究科(技術経営戦略学専攻)
担当教員 東京大学大学院工学系研究科/大学院経済学研究科教授
講師

SOMPOホールディングス株式会社、株式会社ZOZOテクノロジーズ、
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社の有識者
PwCあらた有限責任監査法人、PwCコンサルティング合同会社、
PwCアドバイザリー合同会社のコンサルタント

寄付者

PwC Japanグループ  

コースコンセプト

PwCが提唱するBXT(Business eXperience Technology)の考え方に基づき、業界・ソリューション別のビジネス動向と、AIが社会・ビジネスに与えるインパクトについて、さまざまな切り口から講義、議論します。また、ビジネスケースを用いたアクションラーニングも実践し、社会課題・ビジネス課題に対し、Business、Experience、AIに代表されるTechnologyの観点から、具体的なアウトプットを出していきます。

BXT 考え方

フェーズ1は業種・ソリューションそれぞれの切り口からの講義を行い、それを踏まえて議論するというインタラクティブなセッションです。

フェーズ2はアクションラーニングとして、チームワークでのビジネスコンテスト体験を実施します。

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