
ソーシャルな交流が広がる1Dayプロボノワークショップ 2025を開催 ―約40の企業と20の非営利団体から、合計167名が参加―
企業の垣根を越えたコレクティブインパクトの創出を目指し、第二回目となる「ソーシャルな交流が広がる1Dayプロボノワークショップ」を株式会社三井住友フィナンシャルグループと共同で開催しました。
PwC Japanグループ(以下、PwC Japan)は2024年3月8日、障がい者雇用での就職を希望される方および就労支援を行う方に向けて、PwC Japanで働くことをより身近に感じていただくために、Disability Inclusionの取り組みをご紹介する交流会を開催しました。
当日は約70名の方にご参加いただき、PwC Japanから参加した約20名の社員と小グループに分かれて、就労に際して不安に思っていることやキャリアの希望などをトピックに自由なディスカッションを行いました。
PwC Japanの障がい者雇用は以下のような点が特徴です。
PwCは、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことを自らのPurpose(存在意義)と定めています。課題が複雑化している現代においてPurposeを実現するために、インクルーシブなリーダーを育成し、多様なスキルや経験を持つ人材が結集したCommunity of solversとなることを成長戦略の一つとしています。
プロフェッショナルファームというイメージから、一律に厳しい働き方を求める環境であると想像されることもありますが、PwCはInclusion&Diversityを自らの成長戦略の前提として不可欠なテーマととらえ、社員一人ひとりが活躍できるよう必要なサポートと適切な調整を行っています。
Inclusion&Diversityのテーマのもと、現在はGender、Nationality、Diability、LGBT⁺、Work Styleを注力領域として、社内外でインクルーシブカルチャーの醸成に向けた取り組みを行っています。中でも、今回の交流会でお伝えしたDisability InclusionはPwCが10年以上にわたって取り組んでいる領域です。
Challenged Athlete Program(障がい者スポーツのアスリートが、スポーツと仕事の両方に従事し、かつ長期的なキャリア形成につなげるプログラム)といった制度や、Office Support Team(グループ内の各法人の業務を請け負う組織)での働き方により、障がいを経験している社員が多様な選択をしながら活躍できる場を構築しています。
また社内では、アビリティネットワークというERG(Employee Resource Group: 従業員リソースグループ)が活動しています。障がいを経験している当事者だけではなく、必要なサポートをする人、障がいのある家族をケアしながら働いている人など、”障がい”というテーマに関心があれば誰でも参加できるネットワークで、インクルーシブな環境に向け、障がいについて考え行動する機会を提供しています。
PwC Japan ダイバーシティ推進リーダー、ご参加いただいた方々、および交流会の主催者であるPwC Japan合同会社 Human Capital(人事)リーダーの声を報告します。
PwCは自らのPurpose実現のために、Disability Inclusionによって社会の障壁を取り除き、インクルーシブな環境と文化を育てていくことに注力しています。障がいを経験している人々をインクルードし、一人ひとりが自信を持って力を発揮できるような体制、文化を構築していきます。これにより、社会のスタンダードを進化させていきます。
今回のような交流会を通じてPwC Japanをより身近に感じていただくことは、PwC Japanが今後もインクルーシブな環境を継続していくためにも重要な機会であると考えています。
PwC Japanの障害者雇用の取り組みとして非常に素晴らしいと感じたのは、一般雇用と障害者雇用において同一の人事評価制度を取り入れている点と、業務マニュアルや工程表の可視化が行われている点です。
また、当事者である職員の方々と交流を図るなかで感銘を受けたのは、一人ひとりが業務に対して学ぶ意欲が高く、また挑戦したいという気持ちを持っている点です。
今回の交流会を通じてPwC Japanが職員にとって働きやすい職場作りに取り組まれていると知ることができ、大変有意義な時間となりました。
障がい者雇用と聞くと、どうしてもキャリアアップや業務内容に限定的な部分があり、そこへの拘りやプライドを捨てざるをえないと考えている障がい者の方も多くいらっしゃいます。
今回のイベントに参加させていただき、就職活動者はワクワクしたことと思います。
働く上で、キャリアアップや業務内容(請け負う業務の種類)はモチベーションに直結する部分です。
取り組みをひととおりお話しいただいたあとに、対面での会話を通じてPwC Japanの職員から生の声をうかがい、とても有意義でした。
何より、ご自身の行動力で仕事ができているからか、皆さま目をキラキラさせながらお話しいただいたのが印象的でした。
PwCは複合的な社会課題、経営課題を解決するCommunity of solversであることを目指しています。課題を解決するチームとして、誰もが取り残されることなく、常に最高のありのままの自分で活躍することができる環境が必要です。
私たちはビジネスにおいても社内の取り組みにおいても、人と人との関係性を重視してきました。今回のイベントでは、当社の取り組みを一方的にお伝えするだけではなく、実際に障がい者雇用で働くPwC Japanのメンバーと直接対話していただくことで、PwC Japanの全体としての雰囲気や就労するイメージをお持ちいただけたのではないかと感じています。
PwC Japanは今後もInclusion & Diversityの取り組みを進め、一人一人の違いや背景を受け入れ、お互いに尊重できる文化の醸成を目指します。
企業の垣根を越えたコレクティブインパクトの創出を目指し、第二回目となる「ソーシャルな交流が広がる1Dayプロボノワークショップ」を株式会社三井住友フィナンシャルグループと共同で開催しました。
PwC Japan有限責任監査法人は、ステークホルダーとの信頼構築において重要な役割を担う「会計・財務」に焦点を当てた1Dayセミナーを開催しました。会計士による講義とワークショップの様子を紹介します。
ジェンダーダイバーシティがもたらす新たな視点と、分野を越えた知識の融合が、いかにイノベーションを加速させるか。STEAM人材育成は教育、キャリア、そして社会の変革にどのようなポジティブな影響をもたらすのか、第一線で活躍する専門家たちが熱く語りました。
PwC Japanグループは、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というパーパス追求のもと、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、富士通株式会社と協働し、企業の社会貢献活動推進担当者、事業開発担当者や、NPOをはじめとするソーシャルセクターの担当者を対象に、連携のきっかけづくりを主眼としたイベントを初開催しました。