
第1回:Technology Laboratoryの現在と今後の展望
女性メンバー4名が、Technology Laboratoryに参画した経緯やキャリア、また組織としての取り組みや今後の展望について語り合いました。
PwCコンサルティングで働く女性社員が、自身のキャリアパスや働き方に対する考えをプロジェクトマネージャーと語ります。
多様性を受け入れ、個々の価値を最大化する働き方を模索する中で、固定されたロールモデルに違和感を覚えた彼女が見出した新しい働き方とは。
座談会メンバー
PwCコンサルティング合同会社
シニアアソシエイト
芹澤 咲
PwCコンサルティング合同会社
シニアマネージャー
大髙 雅貴
※所属、役職及びインタビュー内容は掲載当時のものです。
(左から)大髙 雅貴、芹澤 咲
PwCコンサルティング合同会社 シニアマネージャー 大髙 雅貴
大髙:
芹澤さん、いつもプロジェクトではお世話になっています。今日はこういった機会なので、いつもみたいに業務の話ではなく、折角なので芹澤さんご自身の働き方や、働くうえでのポリシーについてお伺いしてみたいです。
芹澤:
たしかに、こういった場で話すのは新鮮ですね。私はPwCコンサルティングで働き始めて2年が経ちますが、最近、自分のキャリアパスについて考える時間が増えた気がします。これまでに参画したさまざまなプロジェクトを振り返りながら、自分の価値をどう最大化するか、どんな働き方が自分に適しているのかを改めて考えています。
大髙:
なるほど、大切な視点ですね。日々プロジェクト業務に没頭していると自分の目指す姿がふと分からなくなることがよくあります。芹澤さんはロールモデルなどを意識しながら自身の目指す理想像を考えているのですか。
芹澤:
実は、これまでのプロジェクトを振り返って考えてみた結果、逆にロールモデル自体に違和感を覚えてきたんです。いわゆるロールモデルと呼ばれる人たちは、仕事もプライベートも完璧に全力でこなしているように見えます。例えば、残業も厭わずに長時間働きつつ、子育てや自己研鑽にも全力で取り組んでいる。そんな人がロールモデルとされることが多いように思います。ですが、私自身はそのようなロールモデルに憧れつつも、そういった働き方が本当に自分に合っているのか、という疑問があります。実際、過去には長時間働いていた時期もありましたが、心身ともに疲れてしまうことも多く、自分にとっては最善な働き方ではないことに気付きました。自分なりに自分の価値を発揮できる働き方があるのではと思います。
大髙:
おっしゃるとおり、コンサルティングファームでの働きかたも多様化してきているので、従来のロールモデルに対して違和感が生じてくるのも頷けます。芹澤さんはそんな中でどのような働き方を見出そうとしているのですか。
芹澤:
そのような疑問が生じてからは、自分自身にとって適した、心と体に負担をかけない持続可能な働き方を模索し始めました。私は、1日7時間は睡眠を取りたいし、趣味が多いので余暇も楽しみたいタイプです。そのため、私にとっての持続可能な働き方とは、長時間の労働集約によりバリューを発揮するのではなく、時間を限定することで逆に自身が持つパフォーマンスを最大化し、クライアントに対して素早く価値を届けるというものとなります。
例えば私は趣味でポールダンスをしているのですが、発表会が近いと週3、4回は練習をすることもあります。練習時間を確保するために、仕事を終わらせる時間を決めて集中して業務に取り組んでいるのですが、効率よくアウトプットを出せるようになるなど、仕事にも良い影響があったと感じています。この働き方を実現するためには、効率良く、チームメンバーと協力して仕事を進めることが重要だと思います。一人ひとりが自身に適した働き方を実現するためには、自分自身を深く理解し、自分に合った方法を見つけ出すことが必要だと思います。
大髙:
素晴らしい考え方ですね。自身の指向性を把握しつつ、それを実現するために働きかたを意識することはとても重要ですが、なかなか実現は難しいと思います。そういった考えに基づいた働き方を実現するため、会社のサポートを何か受けているのでしょうか。
PwCコンサルティング合同会社 シニアアソシエイト 芹澤 咲
芹澤:
PwCコンサルティングは、多様性と個性を本当に大切にしていると感じており、周囲も力強くサポートしてくれます。その背景には、PwCの持つ多様なロールモデルと、周囲の多様性を認めサポートする文化があると思います。個人としての独自の価値を認識し、それを活かす方法を見つけること。それが私たちの目指すべき方向性です。目指すロールモデルや働き方が多様であることで、より革新的なアイデアや解決策が生まれると考えます。
大髙:
なるほど。たしかにDesign Your Workstyle※の導入など、インクルージョン&ダイバーシティの観点でPwCは非常にサポーティブな環境だと思います。最後に、芹澤さんがPwCコンサルティングを通じて実現したいことを聞かせてください。
※PwCコンサルティングは、従業員がライフスタイルやライフステージにあわせて「フルリモートワーク制度」や「短時間勤務制度」などを選択し、柔軟に働き方を選択できる「Design Your Workstyle」制度を導入しています。詳細はこちらをご確認ください。
芹澤:
私がPwCを通じて実現したいと考えているのは、一人ひとりが自分らしく働ける環境をさらに整え、拡大していくことです。働き方に関するステレオタイプを打破し、多様な働き方がもっと受け入れられるようになると、個人にとってだけでなく、組織としても総合的にパフォーマンスが上がるのではと思っています。自分の経験を活かして、他の人々が自分にとって最適な働き方を見つけ出し、それを実現できるようにサポートしたいです。仕事の効率を上げること、プライベートの時間を重視すること、そして何よりも自分自身の幸福を追求すること。これらすべてが、私たちの働き方の基本であるべきだと思います。私は、PwCコンサルティングがこれらの価値観をさらに推し進めるための一助となることを望んでいます。
大髙:
PwCコンサルティングでなら、芹澤さんの考える働き方がきっと実現できます。PwCコンサルティングは本当に多様性に富んだ環境ですし、プロジェクトも多岐にわたるので、ぜひ自己実現のプラットフォームとして最大限活用してみて下さい。本日はありがとうございました。
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