小学校でドーナツショップの経営をモデルにした会計の授業を実施

  • 2024-01-16

日本公認会計士協会の活動の一環として2023年9月13日(水)に私立帝京大学小学校、10月17日(水)に港区立笄(こうがい)小学校にて、PwC Japan有限責任監査法人のパートナー梅木典子、ディレクター栗田真尚が外部の公認会計士1名とともに、私立帝京大学小学校4年生、港区立笄小学校6年生の合計44名を対象に、ドーナツショップの経営をモデルにした会計の授業を実施しました。

授業では売上・費用・利益の関係を説明した後、数人のグループに分かれて、ドーナツショップの利益を最大化するというワークショップを実施しました。ドーナツのトッピングを選び、そのドーナツに自分たちで値段を付けて、売れた個数に応じた利益を計算するという経営と会計の疑似体験をしてもらいました。たくさん売るためにトッピングの種類を増やすべきか、費用を抑えるためにトッピングを減らすべきかの葛藤の中で、各グループの議論は非常に白熱していました。

授業の終盤では監査という仕事の内容について伝えました。小学生には馴染みのない職業ですが、どちらの学校でも興味をもって子どもたちからいろいろな質問があがっていました。

小学校の先生方からの感想(一部抜粋)

  • 子どもの感想から、「友だちと支え合って信頼し合うことが大事」など働くことの楽しさ、大変さを知り、将来、働く、社会に生きるということについて考えるよい機会になったようでした。また、外部の方をお招きするということで普段の環境とはまた違った子どもたちの頑張りが見受けられたことが担任として嬉しく思います。
  • ワークショップでは子どもたちが本当に楽しそうにしていました。「利益」「費用」などの用語を丁寧に説明しつつ、計算に立ち返らせていたところがよかったです。実際のドーナツの価格に興味を持った子や、海外での仕事の話を自分の将来とつなげて考えている子もいました。

会計リテラシーは、公認会計士などの専門家や企業で財務・経理に携わる人だけが必要とするものではなく、仕事での採算を考える、住宅や教育にかかるお金を考えるなど社会のさまざまな場面やライフステージで有用なものです。PwC Japan有限責任監査法人では、人々が会計リテラシーを高め、財務状況を踏まえて人生や社会の方向性を判断していくことで社会を健全にすると考え、社会の会計リテラシーの向上に貢献していきます。また、監査法人の業務をさまざまな方に広くご理解していただき、その理解が社会に浸透するよう活動を続けてまいります。

引き続き、次世代の社会を担う子どもたちに職業に関わるさまざまな体験をしてもらい、私たちの仕事への価値観を伝え、「働く」ことについて考える機会を提供していきます。

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