荒井慎吾（Shingo Arai）

PwC コンサルティング合同会社パートナー

テクノロジーアドバイザリーサービス

デジタルトランスフォーメーションのカギはスピードとアジリティ

新たなテクノロジーやデジタルの急速な進展に伴い、企業を取り巻く環境はかつてないスピードで変化しています。人々の体験は大きく変わり、生活、働き方、人間関係のあり方に大きな変革がもたらされています。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の発生後、リモートワークやAI、ロボットなど、さまざまな分野でテクノロジーがその力を発揮しました。いまなお、ビジネスの世界においては、あらゆる業種の企業にとって「デジタルトランスフォーメーション（DX）」の実践が競争優位獲得には不可欠です。

DXの目的は、先進テクノロジーを活用して新たなビジネスモデルを生み出し、企業の収益向上に貢献できるように企業を変革することです。DXにおいて最も大事なのは「スピード」と「アジリティ（俊敏性）」です。

あらゆる業界において、消費者の嗜好が移り変わるスピードは年々速くなっており、これにいち早く対応して斬新なサービスを競合他社に先駆けて投入すること、急激に進化するテクノロジーを迅速に適用し、新たなサービス継続的に創造・改善し続けることが、市場において勝ち残るための最重要ポイントとなります。

当然のことながらビジネスを支えるテクノロジーやITシステムにも、できるだけ早くアプリケーションやサービスを立ち上げ、市場にいち早く投入できるだけの高いアジリティが求められます。また、ディスラプターに対抗して斬新なサービスを次々と市場に投入するためには、サービス開発からリリースまでの期間を大きく短縮する必要があります。

これらを実現するためには、企業のIT基盤のみならず、組織体制、人材、プロセス、カルチャーを含めた企業全体をスピーディかつアジリティが高い状態にしておくことが必要です。

私がリードするテクノロジーアドバイザリーサービスは、先端テクノロジーで新たな世界を創造するパートナーとして、CIO（最高情報責任者）やCDO（最高デジタル責任者、最高データ責任者）などのCxOが抱える経営課題を、テクノロジーを活用して解決します。業界や組織・業務プロセスに専門性を持つ部門と協働しながら、企業のスピードとアジリティを確保する体制への変革を支援します。

荒井慎吾（Shingo Arai）

IT戦略立案、IT組織改革、グローバルITガバナンス強化、IT投資コストマネジメント高度化などのIT戦略および変革に関するコンサルティングに従事。テクノロジー視点から、デジタルトランスフォーメーションに関わる企業・組織・オペレーション変革や、業務変革を伴うシステム導入、インフラ刷新、企業買収に伴うITデューデリジェンスからPMIに至るまで幅広いコンサルティングを提供する。

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