Our alumni stories:新たな道を切り拓くPwC卒業生に迫る ~Vol.6 佐野容子氏編~

ゲノム解析で家族の未来に貢献するVarinos社の監査役として活躍

品質への信頼感でつながり合うネットワークとコミュニティ

久禮:
佐野さんは現在もPwC時代の元同僚とのつながりがあるのでしょうか。Alumni同士のつながりに価値を感じるシーンがあれば教えてください。

佐野:
今でも個人的に仲の良かったPwCの元同僚とは一緒に仕事をしたり、プライベートでも連絡を取り合ったりしています。皆さんから信頼を寄せてもらい、新たにお仕事をいただく時には特にPwCネットワークのつながりをとても貴重なものだと実感します

PwCの卒業生同士は、同じカルチャーで育ってきたからなのか、互いに共通言語のようなものがあり、仕事もスムーズで、品質面においては絶対的な信頼が置けると感じています。今回Alumni Networkに登録させていただいたので、より多くの卒業生と交流できることをとても楽しみにしています。

久禮:
仕事仲間としてだけでなく、友人としてもAlumni同士のつながりが深いのは、佐野さん自身に人を惹きつける魅力があるからでしょうね。
最後に、今後のキャリアプランについてはどう考えていらっしゃるか、お話いただけますか?

佐野:
監査役就任から約10カ月が経過し、Varinosの事業内容についての理解が徐々に蓄積されてきています。従来の監査経験から得られた一般的な視点だけではなく、Varinosの事業内容にフィットした視点を持ち、常勤監査役の立場から上場へ向けて助力していきたいと思います。

昨今では人生100年時代とよく言われますが、私は生涯仕事をしたいタイプです。先のことを考えると、世の中に対して役立っていると実感できる仕事をしていることが自分のやりがいになると思います。

個人的には、マリンスポーツが好きで環境に興味があります。最近は沖縄にサンゴの産卵を見に行き、そこで環境保護に尽力されている方たちとも出会いました。将来的には培ったスキル・経験を生かして、環境保護のために何か世の中に対して役立つ仕事に挑戦したいと漠然と考えています。

久禮:
ライフとワークを二項対立的に捉えるのではなく、いわばライフ・ワーク・ブレンドの発想ですね。プライベートや仕事の新たなつながりもできそうですし、とても素敵なキャリア感だと思います。本日はお話を聞かせていただきありがとうございました。

プロフィール

佐野 容子
Varinos株式会社 監査役

2007年12月にあらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)に入所。
PwC在籍時には、大阪事務所のアシュアランス部(MDS)で主に製造業のクライアントに対して財務諸表監査、内部統制監査業務を提供、東京事務所に異動し、システム・プロセス・アシュアランス部(SPA)でIT統制監査やCAATによる監査支援業務に、ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部(GRC)で内部統制アドバイザリー業務に従事。

2022年7月、Varinos株式会社の監査役に就任。

久禮 由敬
PwCあらた有限責任監査法人
パートナー

経営コンサルティング会社を経て、現職。財務諸表監査、内部統制監査、コーポレートガバナンスの強化支援、グローバル内部監査支援、CAATによるデータ監査支援、不正調査支援、BCP/BCM高度化支援、IFRS対応支援、統合報告をはじめとするコーポレートレポーティングに関する調査・助言などに幅広く従事。PwCあらた基礎研究所、ステークホルダー・エンゲージメント・オフィス担当。

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