
生産領域へのERP導入、PwCの強みとは
製造業界出身で、現在はPwCコンサルティングで製造業を対象としたERP導入を手掛けるディレクター佐田桂之介と、シニアマネージャー尾中隆喜が、基幹システムを導入する際のシステムの「標準化」の意義や克服すべき課題について語ります。
2024年9月20日
PwC Japanグループ
※本プレスリリースは、2024年8月22日にPwCが発表したプレスリリースの翻訳です。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先されます。
PwCは、IDC MarketScapeの「IDC MarketScape:Asia/Pacific SAP Implementation Services 2024 Vendor Assessment」(IDC MarketScape:アジア太平洋地域におけるSAPインプリメンテーションサービスベンダー評価、2024年8月、IDC #AP51467624)においてリーダーに選出されました。
報告書では次のように述べられています。「PwCは、ITを活用したBusiness Model Reinventionsの実現に焦点を当ててSAP導入プロジェクトを遂行しています。プロジェクトを円滑に進める上で、PwCは業界と機能に合わせたソリューションを提供するアプローチをとり、それを強力で幅広いSAPテクニカルサービス能力で補強しています。PwCのアジア太平洋SAP導入プロジェクトは、この戦略をさらに強化する形で現地メンバーが主導するチームによって進められており、デジタル、ESG、税務、サイバー、リスク、規制、M&Aをカバーする包括的なサービスを提供し、クライアント組織とのビジネスレベルでの確固たるつながりを構築しています。またPwCは、新たに戦略領域として掲げている「Business Model Reinvention」を通じたクライアントの長期的な価値向上に主眼を置くことを強調しました。このアプローチにおいてPwCは、SAPなどの技術パートナーと連携し、あらゆるクライアントのreinventionに向けて価値を創出、提供、獲得することを目指しています」
IDC MarketScapeが挙げているPwCの強みは以下のとおりです。
さらに、報告書には次のように記載されています。「SAPを技術の中核とし、業界とビジネスの変革に豊富な経験を持つ変革パートナーを求めるアジア太平洋地域の企業にとって、PwCは相応しい会社です。また、PwCがとるアプローチは、デジタルコア・モダナイゼーションのビジネスケースを構築し、導入後のイノベーションを拡大し、バックオフィスからフロントオフィスまでのコアビジネスプロセスの新たな基準を策定しようとしているクライアントにマッチするでしょう」
IDC MarketScapeベンダー分析モデルは、特定の市場における情報通信技術(ICT)サプライヤーの競争力の概要を把握できるよう設計されています。調査方法には定性的かつ定量的な評価基準に基づいた厳密な採点手法を用いており、調査結果は当該市場における各ベンダーの位置付けを一つの図として示します。ケイパビリティの採点では、ベンダーの製品、市場参入力、業務遂行力を短期的な視点で評価します。戦略の採点では、ベンダーの戦略が顧客のニーズに沿ったものであるかを3~5年の中期的視点から評価します。ベンダーの市場占有率は、円の大きさで示されています。
「PwCの成果指向アプローチは、技術起点で考えるアプローチとは一線を画しています。私たちは多岐にわたるプロフェッショナルがスクラムを組んで課題解決に取り組むCommunity of Solversとして専門性を発揮し、デジタルトランスフォーメーションとクラウドトランスフォーメーションを通してクライアントのビジネスを新たな形に作り変える支援を提供します。明日のトランスフォーメーションは今、ここから始まります。私たちは、SAPのプレミアパートナーとして、トランスフォーメーションを的確に実現する新たな戦略を実行してきました。すなわち、私たちの豊富な業界知見とビジネス主導の視点に、イノベーションを推進するSAPのソフトウェアを融合させるのです。さらにPwCのBXT(ビジネス・エクスペリエンス・テクノロジー)アプローチも活用しながら、私たちはクライアントがユーザー中心の変革を通じて成長を加速し、価値を維持できるよう支援します」
Bradley Burt、パートナー、PwCオーストラリア
「IDC MarketScapeにおいてリーダーに選出されたことを嬉しく思います。S/4HANA(パブリッククラウド、プライベートクラウド)、サプライチェーン、ファイナンス、カスタマーエクスペリエンス、調達、HR、財務の各ソリューション、BTP、SAC、そしてSignavio、LeanIX、生成AIなどその他の新たな製品を含むSAPのテクノロジーによって、企業はプロセスを合理化し、効率性を再定義することができます。長年にわたってSAP製品を導入し、その技術の新たな活用方法に関する共同イノベーションを行ってきた経験を生かし、PwCはSAPのソリューションでクライアントのビジネス成果の達成を実現することが可能です。また、業界についての豊富なノウハウと徹底したコンサルティング能力により、クライアント組織に的確なSAPアプリケーション、製品、技術を提供できます」
Rituparno Mukhopadhyay、パートナー、PwCインド
以上
製造業界出身で、現在はPwCコンサルティングで製造業を対象としたERP導入を手掛けるディレクター佐田桂之介と、シニアマネージャー尾中隆喜が、基幹システムを導入する際のシステムの「標準化」の意義や克服すべき課題について語ります。
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