My career path at PwC Advisory: 2

米国で学んだ心理学を武器に、人の気持ちを結ぶ。

現在、PMIと呼ばれるM&A後の統合効果を最大化するための業務に携わっています。M&A後の会社では、バックグラウンドが異なる社員同士が1つ屋根の下で一緒に働くため、さまざまな思惑や利害が存在します。単に高い理念を声高に叫ぶのではなく、クライアント各々の背景を理解しながら、丁寧なコミュニケーションを通じてM&Aの目的を伝え、変革を促すことが重要だと考えています。

My turning points

人の課題に向き合う心理カウンセラーを目指す

もともと英語が好きだったので、高校卒業後は米国の大学に留学しました。異なる言語・文化の壁にぶつかる中、周囲のアドバイスにより自分の視点が変わり、問題解決につながることを実感。米国では心理カウンセラーが職業として確立されていることもあり、生きづらさを感じる一人ひとりの課題に向き合うことに興味を持ち、大学院ではカウンセリングを専攻しました。

興味は経営の課題に向き合う方向へ

カウンセラーになることを目指し、自身のカウンセリングのスキル向上を目下のゴールとして米国にて経験を積む中、所属する団体の資金不足や、非効率な業務オペレーションといった問題を目の当たりにしました。個人のカウンセリングスキルは大事であるものの、大前提として事業の基盤が堅固でないとそもそもサービスの提供も難しいことを実感。企業の課題に向き合うことでサービスの提供者・サービスの受領者双方にポジティブな影響をもたらす点に惹かれ、日本に帰国してコンサルティングファームに入社しました。

PwCアドバイザリーへ転職

国内のコンサルティングファームで働くうちに、次第に違う角度からクライアントの経営課題に関わりたいと考えるようになりました。自身の海外での経験やコミュニケーション能力、オペレーションに関する知見をビジネスの場で活用することを模索する中で、M&AにおけるPMI業務に着目。転職活動を進める中で、PwCアドバイザリーの面接官の丁寧に私の経験や思いを聞いて下さる姿や、監査、税務などの専門チームおよび世界各国のメンバーファームとの強固なネットワークに魅力を感じ、入社しました。

経験を重ね、信頼されるアドバイザーに

M&Aはクライアントにとって一大事であり、種々の予測不可能な事態も発生します。アドバイザーとして、日々のプロジェクトに丁寧に向き合い、経験を積み重ねることで不測の事態にも対応できる実力を身に付けることが重要だと考えます。一方で、M&Aを動かすのはクライアント一人ひとりです。M&Aに関する技術的なアドバイスに留まらず、クライアント個人が受けているプレッシャーや不安な気持ちにも目を向け、寄り添い、ガイドができるアドバイザーを目指しています。

Profile

大学院修了後、コンサルティングファームに入社し、システム導入やオペレーション改善などのプロジェクトに従事。2017年にPwCアドバイザリーに入社し、経営統合支援(PMI)計画の策定など、統合前後におけるオペレーションなどのアドバイザリー業務に従事。

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