My days at work:3

My new ways to create value at PwC Advisory

S. Kondo
2021 年入社(新卒)

分野が異なっても、手厚い教育体制で成長でき、学んできたことを生かせる環境がある

公共政策学という専門性の異なる学生の話を
最後まで親身に聞いてくれたのがこの会社だった。

私はもともとM&Aにはそれほど興味がありませんでした。学生時代は公共政策学を専攻し、ある国会議員のもとでインターンシップをしながら、公の仕事に就くことを志していました。そんなある日、その議員の先生にこう言われたのです。「Kondoさん、日本の国力や安全保障を語る上で、経済は何よりも大事だよ」と。

それまではマクロな視点で人々の役に立ちたいという思いから、政治や安全保障など、定性的要素の多い公共政策学を追究していたのですが、この言葉をきっかけに「経済や経営を評価する数字のスキルも得ることができれば、それは自身の思いを実現する力になるのではないか」と考えるようになりました。そして、マクロな視点で社会を捉え、かつ数字という専門スキルを得るという2軸で業界を探したところ、M&Aに行きついたのです。

PwCアドバイザリーへの入社を決めたのは、経済や経営に関する知識が皆無の私に対しても、興味をもって面接に応じてくれたからです。「経済・経営とは全く異なる分野の公共政策学を学んできた自分でも、ここでなら人々の役に立つ人材に成長できるかもしれない」。そう実感できたことが、入社のきっかけとなりました。

プロジェクトチームにアサインされ、
重要な任務を与えられたのは、入社後わずか3カ月。

PwCアドバイザリーは、さまざまなチャンスを新人のころから与えてくれます。私がまだ入社して3カ月もたっていないころ、とある案件で、さまざまな開発企業を選定する際の評価基準を設定するというプロジェクトにアサインされました。

私は「新人なので、おそらくチームの雑用的な業務を担当するのだろう」とプロジェクト会議に臨んだのですが、下調べからヒヤリング、資料の作成まで、さまざまな任務を任せてもらえました。最初はプレッシャーを感じましたが、上司や年次の近い先輩が常についてくれ、指導をいただくうち、頼っていい部分と主体的に動いていい部分が次第に分かるようになり、任務を全うすることができました。

その最初のチームで上司からいただいた言葉が、今も耳に残っています。「Kondoさんの成長はしっかりサポートするけど、成長はあくまで自己責任だよ」。周りがとても親身に接してくれる分、この会社では自分への厳しさが求められます。この会社で成長したいと思ったら、自ら動いてチャレンジする。上司の言葉で、改めてそのスイッチが入りました。

「徹底して細部にこだわる」。
それが会社としての信頼とブランド感につながる。

もう1つ、心に残っている言葉があります。それは「徹底して細部にこだわれ」です。現在私は、企業の資産や財務状況、債務状況などを調査する「財務デューデリジェンス」の業務に携わっています。

慣れない数字を扱う業務であり、業務に関するフィードバックを上司からいただいても会計的知識がまだ身に付いていないので、理解が及ばずミスをしてしまうことがあります。そんな折の上司のアドバイスでした。「数字のミスを許せば、数字に基づくクライアントの経営判断を誤らせるかもしれない。だからこそ、『絶対に間違っていない』と言い切れるまで、徹底して細部にまでこだわりなさい」。

一人ひとりが細部にわたる緻密さをもって仕事に臨んでいるからこそ、PwCアドバイザリーの信頼とブランドは形成されてきたのだと実感しています。

ここは、学んできたどんなことも尊重され、生かせる会社。
その持ち味を発揮して、望む未来を実現しよう。

私は、「1日も早く、そんなPwCアドバイザリーのブランドを形成する1人になりたい。そして将来は国や地域社会に貢献できるプロジェクトとそのチームを仕切ることのできる人材になりたい。まだまだ知識が足りず、長い道のりですが、これからも絶え間ない挑戦と向上を続けていきたい」と考えています。

就活生の皆さんにお伝えしたいことは、「経験したことがないし、きっとできないからこの会社を受けることを諦めよう」と、後ろ向きになってほしくないということです。何もできなかった私も、さまざまな上司や先輩方の手厚い指導で少しずつ貢献できるようになり、振り返ると、学生時代に学んだことを生かしながら持ち味を発揮できるようになってきました。同じように、皆さんが学んできたことを生かせる多様なプロジェクトがこの会社にはあります。ぜひ持ち味を発揮して、自分が望む未来をともに実現していきましょう。

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