N.Nakano

シニアアソシエイト(2020年度入社)財部報告アドバイザー(FRA)

専門性の高い仕事と「Speak Up」のカルチャーで、自分らしいキャリアを見つける・つくりあげる

面接で感じた温かさ。こんな先輩たちと一緒に働きたい

結婚や子育てなどのライフイベントと仕事を両立させながら柔軟に働き続けたい。就職活動において私が重視したのは、ライフイベントを経てもキャリアを継続できるかどうかということでした。そのためには専門性の高いスキルを身に付ける必要があると考え、何かの分野に特化した知識が得られるような会社を探しました。

コンサルティング系や金融系などの業界を検討していくなかで、監査法人や税理士法人のアドバイザリー業務に興味を持ちました。私が就職活動の軸としていた「高い専門性を身に付けられる」ということ、そして中学・高校と海外に住んでいた際に学んだ英語力をグローバル展開するクライアント支援の中で活かせることに魅力を感じました。そういった思いから、新卒採用でアドバイザーの仕事にチャレンジできる、そしてUSCPA(米国会計士)資格取得サポートのあるPwC Japan有限責任監査法人にエントリーをしました。

初めての面接では、面接官が女性だったこと、そして緊張しがちな面接の中でも丁寧に会話のキャッチボールをしてくれたことが印象的でした。それまで就職活動における面接には、「志望動機や将来像を一方的に質問されるもの」というイメージがありましたが、話し合っているという感覚で、とても温かみが感じられる時間でした。

その後の面接でも、就活生である私に寄り添いながら話を聞いてくれる方が多く、自分の話したいことを自分の言葉でしっかり話すことができました。私の話に耳を傾けてくれるだけでなく、自身の経験談も踏まえながら財務報告アドバイザリー(FRA)部の業務内容や雰囲気などを詳しく説明してくれたことを覚えています。

「こんな先輩たちと一緒に働きたい」「こういう先輩がいる会社なら長く働いていける」と思い、入社することにしました。

入社早々にPwCのカルチャー「Speak Up」を実践

入社してからは、メガバンク、大手通信会社、大手製薬会社などさまざまなクライアントに対して、会計や内部統制を基礎としたアドバイザリー業務に従事してきました。

最初にアサインされたチームは、コロナ禍直後からPwC Japan有限責任監査法人の中でも先陣を切って完全リモートワークの体制を整えていたので、私も入社してすぐにリモートワークになり、ウェブ会議を活用して指導を受けたり、チャット機能を使ってコミュニケーションをとったりしながら仕事を覚えていきました。

「分からないことがあったらいつでも聞いてね」と細かくケアしていただきましたが、やはり対面との違いも感じました。働いていく中で自分はもっと対面でのコミュニケーション機会を増やしたいと考え、キャリアコーチ(キャリアアドバイザーの役割を担う先輩)に相談したところ、対面で仕事ができるチームに加えてもらうことになりました。

PwCには「Speak Up」という誰でも、誰に対しても積極的に声を上げることが推奨されるカルチャーがあります。入社早々に「Speak Up」し、自ら声を上げられたことで周囲の人やチーム、組織が適切にフォローアップしてくれました。本当に人を大事にしている会社なのだと実感しました。

個々の強みを活かして、さまざまな課題をチームで解決

今後のキャリアを考えて、会計・内部統制業務で得た知識を軸に、トレジャリー(財務・資金管理支援)という分野にチャレンジしています。企業の資金管理をより効率的に行うために、企業の財務部が行っている業務を標準化するための施策を考え、提案しています。

私が今まで関与してきたプロジェクトとは異なり、システムについての知識が必要だったり、海外PwCメンバーと連携したり、新たな学びと経験の連続です。手探りで確認しながら進めていかなければいけないところも多分にあり、まるで新人に戻ったような新鮮な気持ちです。上司に日々質問し、自分で熟考を重ねながら、十分なアウトプットにつなげていく日々はとても勉強になっています。

入社前は監査法人ということもあり会計・内部統制だけを専門としているイメージでしたが、実際に働き始めてFRAで担っている業務の幅広さに驚きました。メンバーの一人ひとりが会計・内部統制に関する知見をベースにしながらも、IT、M&A、ESGなど独自の強みを持ちあい、チームで協力し合いながら、クライアントの課題解決に取り組んでいます。

もし入社時に目指していたこととは異なる領域に興味が湧いたとしても、PwC Japan有限責任監査法人にはその領域に挑戦できる環境が整っています。仕事を通して自分の興味のあることを探求し、可能性を模索したい人には最適な環境だと思います。「あの人はこの分野が得意だから聞いてみよう」「その領域だったら何でも聞いてください」といった会話が日常的に飛び交う環境で、私自身も自分にとっての最適解を見つけるのはこれからだと期待しています。

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。