
T.Kasahara 経営管理コンサルタント
変化の激しいビジネス環境に合わせて常にチャレンジし続ける
大学から大学院を通じてスポーツマネジメントを学び、スポーツチームを維持していくためには、正しい組織運営のもとスポーツをビジネスとして成立させる必要があるということに気づきました。将来的にスポーツマネジメントに携わるためには、競技のことだけではなくビジネス知識や正しい組織運営、経営のスキルが必須だと痛感しました。
スキルを身につける入り口としてコンサルティング業界を目指していた私が、PwC Japan有限責任監査法人を選んだのは、コンサルティングスキルに加え専門性を持って働いている方々がいること、その背景として専門性を身に着けることを促進する環境と考え方があると感じたことが大きいです。中でも、企業の持続的な成長を支え、企業経営の土台をつくるというガバナンス・リスク・コンプライアンスアドバイザリー部(GRC)に惹かれました。
また、面接では、スポーツマネジメントにかかわりたいという私の将来像について、面接官が親身になって向き合ってくれたことも印象的でした。「GRCはスポーツ関連のクライアントをもつ部署ではないけれど、スポーツという別角度の視点をもちながらさまざまな企業の経営課題・ビジネス戦略の観点を学び成長することで道は開けるはず」とアドバイスを受け、GRCでの経験は必ず意義のあるものになると確信し、入社を決断しました。
入社後は、金融機関のコンプライアンス態勢高度化の支援、金融規制対応の支援、そしてビジネス変革の支援などさまざまなプロジェクトにかかわってきました。
中でも金融機関のビジネス変革支援は、入社後すぐにプロジェクトに加わり、現在に至るまで継続的に担当しています。既存ビジネスをグローバルで拡大するための新たなビジネスモデル構築の支援を行っていますが、メディアなどでも取り上げられるような業界の注目案件に入社一年目から携われることは、私にとって学び多き経験となっています。特に、金融機関という模範となる組織がコンプライアンス領域に対して高い感度をもって取り組んでいる姿に触れることで、社会全体の大きな流れをリアルに体感することができています。
また、金融規制は国際的な対応も求められ、海外とのつながりが必須となる場面が多くあります。そのため、国内にとどまらずPwCのグローバルネットワークのメンバーとのディスカッションや、英語でのメール・資料作成も日常的に発生し、常にグローバルな観点から実践的なビジネススキルを身に着けることができています。私は米国の大学院を卒業した際に海外で働くことも視野に入れていましたが、世界中にビジネスを展開しているクライアントの支援を通じて、日本にいながらもグローバルな環境で仕事ができていると感じます。もちろん現地でしか経験できないこともありますが、日本にいても世界とのつながりを感じながら仕事ができるのもGRCの魅力だと思います。
私が業務を行う際に大事にしていることは、クライアントの求めていることを理解し、「なぜ今これが必要なのか」「最終的な目的は何か」を常に意識してアウトプットを行うことです。
例えば、コンプライアンス態勢を高度化するためにはこうした制度改革が必要だと、自分の中では確信があっても、それを正確にクライアントに伝え、理解してもらうには根気強い説明が求められます。提示する資料を徹底して作り込み、ディスカッションを重ねても、それを相手に伝えるのは簡単なことではないと日々感じます。
ビジネスは為替変動など外的要因によっても影響を受けるため、プロジェクト自体も刻々と変化する生ものです。ヒアリングの徹底や、話し方やタイミングを考慮してコミュニケーションを取っていくことで、議論が良い方向に進み、最終的な意思決定者を含めた参加者の納得につながっていくと感じます。その結果、クライアントの理解が得られたり、共にプロジェクトを推進していこうという一体感が芽生えたり、クライアントの組織の中に新しい変化の兆しが見られた時、何事にもかえがたい達成感が得られます。今後も新しい文化を生み出し、根付かせていく支援ができるよう、挑戦を止めることなく前進し続けたいです。
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。