M.Shimojo

マネージャー(2014年度入社) リスク・アシュアランス部(RA)

「監査」と「アドバイザリー」に最適なバランスで携わり、自らを高める

自分に合った働き方を探せる。選択肢の幅広さが大きな志望理由に

学生時代に会計学の勉強に力を注いでおり、PwCのことも大学1、2年の頃からある程度知っていました。ただ、社会に出て自分の仕事にするとなると何が本当に向いているのか定めきれず、就職活動を始めた頃は、幅広い業界の企業を回っていました。その結果、やはり自分は会計にかかわる仕事に就きたいのだと再認識しました。

PwCあらた有限責任監査法人を志望した理由は主に二つあります。一つは、入社後の選択肢が多彩なこと。さまざまな業種に対して多種類のサービスを提供しているので、もし最初にアサインされた仕事が自分に合わなくても、他の業種やサービスの中から自分に合ったものがきっと見つかるだろうと考えました。入社前にお会いした社員の方たちの話から、本人の適性に合った業務に就けるよう支援してくれる企業風土があると感じられたのも安心材料になりました。

もう一つは、監査とアドバイザリーの両方ができるハイブリッドな部署であること。これも入社後の可能性の幅広さに含まれるのかもしれませんが、自分の思いと努力と成長次第で、いろいろな働き方ができそうなところに夢が膨らみました。

主に担うのは「システム監査」と「会計」、「情報セキュリティ」のアドバイザリー

RAの主業務であるシステム監査とアドバイザリー業務の比率は、ある程度、社員一人一人の希望に沿って調整することができ、私は今のところ半々となっています。監査業務で得られること、アドバイザリー業務で得られることがそれぞれあり、今はちょうど良い配分になっていると感じます。

システム監査では約15社のクライアントを持っていて、10〜5月が業務の繁忙期。RA内での担当クライアントの振り分けは「金融」とに大きく分かれており、私は金融以外の多様な業種の企業を担当しています。入社当初から参画している大型の監査案件があるのですが、理解が深まってもなお毎年新しい課題が生まれ、常に成長を促してくれる案件となっています。

アドバイザリー業務は内容が非常にバラエティ豊かで、株式上場に携わることもあります。上場支援に携わっていますが、当初は内部統制の考え方も定まっておらず、私たちに期待することのすり合わせからスタートしました。ヒアリングを行う相手は経営陣から現場の片まで幅広く、一つの企業のさまざまな側面を知れることに面白さを感じます。こうしたプロジェクトで磨かれるのは、周囲を巻き込んでいく力。一筋縄では行かないことばかりで、クライアントの関係者やチームメンバーを巻き込み、皆の知恵も借りて課題解決に向かう力が鍛えられました。

急がなくてもいい。充実した仕事の中から真の目標は見つかる

目標の持ち方は人それぞれだと思いますが、私の場合はどうやら、先々の目標を立てそれに向かって走る、というタイプではなさそうです。

自分プロジェクトはとてもバラエティに富んでいて、それぞれが目指す先、発生する問題もさまざま。いずれの問題解決も重要な目標であり、その経験が全て糧となり私を成長させてくれていると感じています。プロフェッショナルファームを標榜するPwCあらた有限責任監査法人の一員としてキャリアを積むからには、何らかの専門性を持つ必要があります。ただし今は、さまざまな経験を積み、その中から自分なりの目標を見つける途上にあるのだと思っています。

そんな私だからこそ学生の皆さんにアドバイスしたいのは、若いうちから明確な目標を持って走ることだけがPwCあらた有限責任監査法人での働き方ではないということ。とても幅広い種類の、しかもレベルの高いプロジェクトがそろっているので、本当になりたい自分を、仕事を通じて見つけることも十分に可能です。

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。