K.Noguchi

シニアアソシエイト(2022年度入社)サステナビリティストラテジスト(SUS-CoE)

PwCネットワーク内の連携を生かしたサステナビリティ経営支援

「サステナビリティ×ビジネス」で課題を解決したい

囲碁の棋士を目指して修行を重ねている中、才能はあるにも関わらず金銭的・環境的な理由で道場に通うことができずに棋士の道を断念する同志を目の当たりにしたことから、貧困問題に関心を持つようになりました。高校生の時に農業が貧困問題解決の1つの鍵になるということを聞き、農業に関心を持つようになりました。大学では土壌物理学や農業環境工学を専攻し、技術的な観点から農業用水の管理を研究していました。さらに大学院では英国に留学し、中東のヨルダンにおける農業用水の価格設定というテーマで研究していました。

ある時、自然環境保護に取り組むある国際NGOのレポートで、「気候変動を解決する技術そのものはすでにある」という記事を読みました。技術はあるけれど、実現できていない現実がある。それであれば、その技術を社会に実装していくビジネスサイドから、気候変動対策をはじめとするサステナビリティを推進したい。そのような思いが強くなり、「サステナビリティ×ビジネス」でキャリアを築きたいと思うようになりました。

そのような思いを抱きながら、大学院進学前にPwCサステナビリティ合同会社の長期インターンシップに参加しました。インターンシップではサプライチェーンの人権デューディリジェンスを行いましたが、それがとても興味深く、「入社したい」という気持ちが固まりました。新卒入社でもすぐにサステナビリティ領域に専門性を絞れることが決定打となり、サステナビリティストラテジスト(SUS-CoE)になる道を選びました。

野口 航一

積極的に裁量権が与えられる。成長の機会の豊富さがやりがいに

入社してからはマテリアリティ特定、価値創造プロセス策定、全社リスク・機会の特定、市場調査、インパクト評価など、サステナビリティ経営戦略に関する案件に幅広く従事しています。

現在は主に、ある製造業向けの全社リスク・機会の特定と、プロジェクトの提案作業を行っています。全社リスク・機会の特定では、欧州を中心に制定の進む法規制や、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)などの動向を踏まえて、全社として認識・対処していくべきリスクや機会を特定し、重要度の評価を行っています。プロジェクトの提案作業では、市場の大きさや成長性といった財務の観点だけでなく、社会・環境へのインパクトといった非財務の観点から、提案先企業が取り組んでいくべき事業領域の特定とその実行計画の立案を支援しています。

SUS-CoEでは、想像していたよりも早い段階から大きな裁量を与えてもらっています。他のコンサルティングファームの友人から聞く話と比べても、SUS-CoEで任せられる責任の範囲は広いと感じています。

裁量が大きい分、プレッシャーはありますが、それに怖気づいて機会を逃すことがないよう常に心がけています。例えば、リードパートナーと2人でASEANのサーキュラーエコノミー実現に取り組む海外先進企業を訪問する機会を得たときです。プレッシャーは感じましたが、ASEANの現地事情や先進事例を知る良い機会と捉えて志願しました。訪問した企業でのミーティング参加者はCEOなど役員クラスです。そうした方々とリードパートナーがどのように議論を展開し、議論を通じて信頼を築いていくのかを間近で見ることができ、とても良い経験になりました。

野口 航一

法人・部門を越えた協業によりバリューを提供する

入社して1年、2年と経験を積んでいくなかで、クライアントに提供するバリューについて強く意識するようになりました。コンサルタントは目に見える商品をもたないからこそ、クライアントにしっかりと価値を感じていただくことが重要です。自分たちが提案した内容に沿ってクライアントが実際に事業を動かしたとき、また成果がクライアントのCxOに評価されたとき、投資家とのコミュニケーションで活用されたときなどに大きなやりがいを感じます。

特に2023年7月にシニアアソシエイトに昇格してからは、アソシエイトをマネジメントしながらパートナー(役員)クラスのコンサルタントに直接レポートする立場を担うこともあり、バリューについてよりシビアに考えるようになりました。クライアントの期待値を超えるバリューを提供するため、チームメンバーはもちろんのこと、PwC ネットワーク内の国内外法人と広く連携しながらプロジェクトを遂行しています。

チーム内では定期的に全体ミーティングが実施されており、プロジェクトで得られた気づきなどが共有されます。PwCネットワークの総力を挙げてクライアントにバリューを出す体制が名実ともに確立しています。この恵まれた環境の中でさらに成長し、将来的にはアジア地域を中心としてグローバルに活躍できる人材になりたいです。チャンスはどんどん与えられる環境なので、これからも逃げないで挑戦をしていきます。

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。

野口 航一