研修制度

PwC Japan監査法人は、研修を「継続的な成長のための気付きの場」と位置付け、会計監査といった職務上の専門領域のみならず、「リーダーシップ」「ビジネス」「デジタル」「グローバル」「リレーションシップ」といった、一人間としての総合的な成長に資する研修制度を、各年次に多数準備しています。

研修で得た知識を日々の業務で活用し、その経験からまた新たな気付きを得る「体験学習」を奨励しており、内容はクラスルームでの「集合型研修」に留まりません。近年は特に、これからの監査において不可欠なデジタル分野のスキルアップを実現するため、全職員を対象に「デジタルアップスキリング」の取り組みを積極的に展開しています。

PwCのプロフェッショナルに求められる再現性のある行動特性を、PwC Professionalと呼ばれるグローバル共通のフレームワークにより整理しており、これをベースに研修をはじめとした人材マネジメントを展開しています。

職階別の 研修プログラム

受講者の声

Assurance1研修

実戦形式で監査実務の全体像をつかみ不安を解消できる

「Assurance1 研修」は、会計監査人としての基礎を学べる研修です。講師の話を聞くだけではなく、実際に手を動かすことで、監査現場で必要となる知識を「身体に染み込ませる」ことができる内容です。ロールプレイングが頻繁に行われ、被監査会社から資料を入手して読み解き、専門家としての判断を行い、それを文書化する、といった監査の一連の流れを体験できます。

研修中には多くのグループワークを行います。そのたびに、同期職員の独創的な着眼点、精緻な分析などに触れて、刺激を受けました。同じ試験に合格した仲間一人ひとりが持つ能力はユニークで、お互いに協力し合うことで、多くの問題を解決していくことができました。

入社前は監査業務のイメージがつかめず不安が大きかったのですが、研修期間をとおして「監査実務とはこういうもの」という全体像をつかめたため、不安は解消されていきました。PwC Japan監査法人の研修は、徐々にステップアップしていけるプログラムなので確実に身に付きます。数年後には監査現場を切り盛りできるようになることを目標に、研修を活用しながら成長していきます。

テクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部
アソシエイト

Assurance1 研修

デジタルブートキャンプ

ディスカッションを通じて“デジタル力”を身に付ける

当法人の全ての職員が、データ分析ツールやデータ可視化ツール、RPA(Robotic Process Automation)など、最新のデジタルツールの知見を「デジタルブートキャンプ」で学ぶことができます。単純なデジタルスキルの習得ではなく、その技術を監査業務にどのように組み込めばより効率化できるのか、といった議論に重きを置いているため、研修というよりはディスカッションに近い内容となっています。

研修後には、担当エリアにおける監査手続の効率化のために、実務へのデジタルの浸透に取り組む機会を得ることもできました。マネージャーさらにはパートナーから感謝の言葉をいただき、すごくうれしかったです。

今後もチーム・部門内へのデジタルのさらなる浸透を目指していきます。

保険アシュアランス部
アソシエイト

デジタル ブートキャンプ

CRIM(Communications, Relationship and Issue Management)研修

「Upfront Coaching」について活発な議論が繰り広げられる 

昨今重視されている、Upfront Coaching(事前段階のコーチング)を効果的に実践できるようになることなどを目指して、クラスルーム参加形式で行われる「CRIM研修」を受講しました。

研修では、パートナー、マネージャー、シニアアソシエイトなどの各職階でチームとなり、ケーススタディやディスカッションを通じてコーチングのノウハウを学びます。お互いに普段とは違う視点で、異なる職階のメンバーとフラットに、積極的にディスカッションすることで、普段は気付けない事項を認識できると同時に、他メンバーの経験を共有して自身に役立てることもできました。

消費財・産業財・サービス アシュアランス部
シニアアソシエイト

CRIM(Communication, Relationship and Issue Management)研修