マイ・ターニングポイント

〜今の働き方にたどり着くまで〜

「ターニングポイント」は、仕事においても、プライベートにおいても、成長したり、学びが得られたりするきっかけになります。PwCあらた有限責任監査法人の消費財・産業財・サービス アシュアランス部でマネージャーとして活躍する吉川惠理さんに、現在のキャリアにたどり着くまでのターニングポイントを伺いました。

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。

吉川 惠理

マネージャー 消費財・産業財・サービス アシュアランス部 

2012年あらた監査法人(現、PwCあらた有限責任監査法人)入社。消費財・産業財・サービス アシュアランス部に所属し、監査業務に従事する。2017年2月から2018年8月まで出産特別休暇(産休)・育児特別休暇(育休)を取得。2021年7月マネージャーに昇進。

マイ・ ターニングポイント

風通しの良い社風に魅力を感じ、PwCあらたへの入社を決めた就活時代

公認会計士を目指したきっかけのひとつに、教員である母の存在があります。

私も母のように結婚や出産を経てもまた活躍できるような、手に職をつけられる仕事に就きたいと漠然と考えていました。

大学時代に周りに公認会計士を目指している人が多くいたため、私も自ずと興味を持つようになり、公認会計士を志しました。

就職活動を始めてからは、複数の監査法人の説明会に参加しました。その中でも、PwCあらたを志望したのは、風通しの良さや働く人の魅力に惹かれたからです。職員の雰囲気が私に合っていたのだと思います。実際に、入社してから今まで上司や同期、後輩にも恵まれていて、この選択は間違っていなかったと実感しています。

仕事に対する向き合い方を変えた上司の言葉「楽しく仕事をしよう」

入社後は、とにかく仕事を頑張らなければという気持ちは当然ありましたが、2年目にはさらにチーム内での人間関係にも悩むことがあり、仕事が辛いと思う日々が続きました。

そんな私を見て、当時別のチームにいた上司が「どうせ仕事するなら楽しくやろうよ」と声をかけてくれました。「仕事に楽しいという概念はない」と思っていた私にとってその言葉は衝撃的で、仕事に対する考え方が一変したのを覚えています。

今振り返るとこの上司の言葉が一つの転機ですね。前向きに仕事をする原点になっています。

「楽しく働く」ことは、チームワークを大切にすることなのだと考えます。チームの雰囲気が良いと、困難があった時も「みんなで乗り切ろう」とポジティブな気持ちになれます。仲間と一緒に頑張れる環境が大きな力になるのだと思います。

産休・育休を経て復職した現在育児をしながらマネージャーに昇進

入社6年目に第1子を出産し、産休・育休を取得したことも大きなターニングポイントです。復職後は「残業なし・出張なし」という働き方を希望して、チームには快く受け入れてもらえました。それでもしばらくは育児と仕事の両立をするだけで大変で、仕事は現状維持をするのが精一杯でした。

復職から2年ほど経ち両立にも慣れてきた頃、「新しいことに挑戦したい」と、キャリアアップを考えるようになり、昇進を目指すことを考え始めました。

昇進することで今まで以上に責任が重くなり、業務量も増えるので、「育児をしながら務まるのか」という不安もありましたが、上司から「吉川さんにはマネージャーになってほしいと思っているから、いつでも相談してね」と声を掛けてもらったことで、頑張ってみようという気持ちが強くなりました。さまざまな面で周りの方々にサポートいただき、約1年後の2021年にマネージャーになることができました。

今後は後輩をフォローする場面も多くなると思います。

自分自身が大変だった時に、上司に救われた経験があるからこそ、不安に思っている後輩がいれば、相談に乗って力になりたいです。

ターニングポイントで得た私のルール

吉川さんのマイルールは、この3つ。上司からのアドバイスが反映されたルールは、自分だけでなく、周りの人のことを配慮したものばかり。マネージャーになった今、このルールがより一層、チーム全体に良い影響をもたらしてくれそうです。

ル ール