
会計監査
銀行・証券アシュアランス部(BCM)
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前職は空港管理・運営空港会社で航空管制業務に携わっていました。空の安全を守るタフな仕事でしたが、社会基盤を支える責任感とやりがいは何物にも代えがたく、国際性に富むという点でも魅力的でした。ステップアップを目指すタイミングで、社内の専門資格を取ってより高いレベルの業務に携わるのか、あるいは別の道を模索するのか、将来の自分のあるべき姿を見つめ直す機会が訪れました。その際に頭に浮かんだのが、税理士事務所を経営し、プロフェッショナルとして身を立てる祖父の姿でした。幼い頃に憧れの念を抱いていたことが鮮明に思い返されたのです。「祖父のように専門性を身につけたキャリアを築きたい」との思いが強まり、会計の道に進むことを決意しました。
入社は、PwCあらたで働く知人からの紹介(リファラル)がきっかけでした。テクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)を何より魅力的に感じたのが、米国公認会計士(USCPA)の資格取得を目指しながら勤務するのを会社が応援してくれること。資格取得補助制度もあり、約6割のTCCメンバーが資格費用補助制度を活用し、公認会計士や簿記などの資格取得を目指しています。残業もほぼなく、定時に終業してUSCPAの資格の勉強ができるため、異業種から専門家の道を目指す私には、願ってもない環境でした。
TCCに2年間在籍した後、USCPA資格の取得を機に監査法人に転籍しました。PwC Japanグループでは、他の部門やメンバーファームに異動したり職種転換したりするケースが珍しくありません。一人ひとりの希望に応じて柔軟にキャリアパスを描くことができ、幅広い分野に門戸が開かれています。
現在は、会計士として主に自動車業界のクライアントの監査を担当しています。日々の業務では、資格取得で学んだ知識について「なるほど」と腑に落ちることが多く、気づきを得られるたびに自身の成長を実感します。学んだ内容が実務に直結するだけでなく、実務での体験が資格試験に役立つこともあるのは、会計士を目指しながら働ける大きなメリットです。試験で出題される内容につながる業務に優先してアサインしてもらえるなど、会計士へのチャレンジを陰になり日向になりサポートしてくださった上司や先輩方には、心より感謝しています。
志望者へのメッセージ
会計士資格取得の勉強と仕事が両立できるのは、TCCの大きな魅力です。もちろんプライベートの時間もしっかり確保できますのでご安心を。効率的な勉強方法やモチベーションの維持のコツなど、自分の経験からアドバイスできることがたくさんあると思います。同じ道を志望される方は、ぜひ声をかけてください。
業界・業務・働き方・目指すキャリアの全てが変わる転職だったため、入社前には少なからず不安もありました。ただ、私の場合はリファラル制度を利用した転職で、紹介してくれた知人から詳しいレクチャーもあったため、比較的スムーズに新しい環境に馴染めたと思います。業務については、まだまだ不慣れなことが多いのですが、面倒見の良い上司や先輩方が丁寧にフォローしてくださるので、大船に乗った気持ちで取り組めています。例えば、調書や議事録のレビューひとつでも、とても丁寧に指導してくださいます。後輩に教える立場となったいま、私も同様にサポートしていきたいと思っています。
入社して改めて「PwCあらたのここがいいな」と感じるのは「自由な風土」です。自分の好きなワークスタイルで力を発揮できる環境は、ビジネスパーソンの誰もが心惹かれると思います。私が実務に携わりながら会計士資格を取得して転籍できたのも、自由なカルチャーがあればこそ。ただしその自由は、本人の自律性に裏打ちされたものです。また、グローバル展開しているクライアントが多いので、業務の範囲は国内にとどまりません。私自身は監査のプロとしては駆け出しですが、いずれは海外のクライアントと直接やり取りする業務を任されるチャンスもあるかと思います。映画を字幕なしの英語音声で視聴するなど、英語力の向上に日頃から意識して取り組んでいます。
2020年|中途入社
財務報告アドバイザリー部
K.Yamaguchi
大学卒業後、空港管理・運営空港会社に入社。営業部門、管理部門での勤務を経て航空管制業務に従事。米国公認会計士(USCPA)資格取得を目指しながら2020年にPwCビジネスアシュアランス合同会社のテクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)に参画。USCPA取得後、2022年3月よりPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)に転籍。
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。