
会計監査
銀行・証券アシュアランス部(BCM)
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前職の建設会社では設計補助の事務員として働いていたのですが、長く働き続けられるキャリアを目指して、働きながら夜間大学で経営やビジネス知識を学んでいました。PwCを知ったのは、夜間大学で履修していた監査論の授業で監査法人について学んでいたときのこと。興味を持って調べたところ、会計士の資格を持っていない人でも事務職として活躍できる部門がある。加えて勉強中だった簿記2級の知識も生かせる――それがTCCでした。
入社して初めて知ったのですが、一口に監査といっても、その業務内容は多岐にわたり、必要となる作業の量も膨大です。専門家である公認会計士をはじめ、会計士資格を有しない業界やテクノロジーのスペシャリスト、周辺業務を担当するアシスタントなど、クライアントごとに複数のスタッフでチームを組み、力を合わせて監査報告書をつくりあげます。
初めの3年間は監査アシスタント(AA)として、主に資料の作成や分析データの加工、数値の確認などを担当しました。未経験者でも業務を通じて無理なく専門知識を身につけられ、希望すればより高度な業務にもチャレンジできる。将来的なキャリア展望が開けて、転職して本当によかったと思っています。
5年目からはテクニカルスペシャリストに職種転換しました。リスクの低い勘定科目の監査手続やテクノロジーを活用したデータ分析などを担当する専門職ですが、業務を遂行する中で「より高いレベルで監査業務に貢献したい」という気持ちが芽生えたため、キャリアコーチと相談して決めました。自身のキャリアを共に考えてくれる存在はとても貴重ですし、ありがたいです。
TCCには、主にクライアント先で業務を実施するメンバーと、TCCのオフィスで業務を実施するメンバーがいます。私は後者で、多くのクライアントに共通する現預金・純資産などの低リスクの勘定科目の監査手続を一括して請け負っています。入社当初はクライアントごとの監査チームのアシスタントとして、現在は標準化業務の専門チームの一員として、監査を通じて社会に貢献できることにやりがいを感じる毎日です。
一方で、監査業務に関わることの責任の重さも痛感しています。監査報告書の内容はステークホルダーの意思決定や投資行動に影響しますから、細かな数字の1つにも絶対に間違いがあってはなりません。監査に携わる者としての自覚と、緊張感をもって業務に臨んでいます。
入社前の私が監査法人に対して抱いていたイメージは、「堅い」というもの。もっと言うと、「公認会計士は厳しくて、怖い」という思い込みもありました(笑)。でも実際はその真逆。公認会計士の方々はもちろん、職員の皆さんも本当に優しい人ばかりで、分からないことがあったときに聞きづらさは一切ありません。スタッフを優しく包み込むような雰囲気で、安心して業務に取り組めます。
また、PwCは学びのチャンスに満ちた環境でもあります。簿記取得を目指す人も多く、資格取得のためのサポート体制も充実。日々の業務の中でも、各種データの加工・分析を自動化する最新のデジタルツールなどに触れることができ、ビジネスパーソンとしての知見の広がりを実感しています。
PwCの強みは、部門や職階を越えて「ワンチーム」で力を発揮できることだと思います。私が在籍するのはPwCビジネスアシュアランスですが、監査チームはPwC あらた有限責任監査法人との混成部隊。そこで所属の違いを意識することはありません。これは、PwC全体に浸透する「Care」のカルチャーが体現されたものだと思います。全ての個人を尊重し、一人ひとりの貢献を認め合う。周りの人の成長をサポートし、その人が最も能力を発揮できるやり方を尊重する――。こうした行動規範がワンチームの土台となり、働きやすさにもつながっています。
ワンチームを促す具体的な施策もあります。その1つが、独自のピアボーナスプログラムです。社員同士で感謝を伝えるためにポイントを贈り合うというもので、ポイントを贈る際には必ずメッセージを添えます。私も監査チームの公認会計士から「丁寧に仕事をしてくれてありがとうございました」というメッセージをもらったことがあり、とても励みになりました。
これからもワンチームの一員として必要とされる存在であるよう、自分を高める努力を怠らず、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいです。
志望者へのメッセージ
仕事とプライベートの両立がしやすい環境が自慢です。私の趣味はキャンプ。有給休暇が取りやすいので、平日に休みを取って空いているキャンプ場を満喫しています。監査業務の閑散期を利用して長期休暇を取る社員も珍しくありません。ライフステージに応じて柔軟に働ける制度が整っているので、誰もが長く働ける会社だと思います。
2017年|中途入社
テクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)
Y.Sotokawa
2017年PwCビジネスアシュアランスに入社し、テクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)に参画。前職は建設会社の事務員。入社して最初の3年間は監査アシスタントとしてチームのサポート業務に従事し、2021年からテクニカルスペシャリストに職種転換。
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。