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私は前職では派遣職員として金融事務を担当していました。安定を求めて正社員登用への思いを巡らせながら日々の業務にあたっていた中、仕事での電話応対を通じて感じたPwCの方々の人あたりの柔らかさやスマートさに惹かれ、「どんな会社だろう」と興味を持ちました。そこでPwCについて調べてみると、会計資格を有していなくとも活躍できる部門があることが分かり、PwCあらたへの転職を思い立ちました。それが入社時に配属されたテクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)です。
TCCは監査チームが付加価値のある業務に集中できるように幅広くサポートする部門です。私は初めの3年間は監査チームの補助業務に従事し、主に契約書やクライアントへの提出資料などを作成していました。監査チームの「縁の下の力持ち」という要素が大きいTCCの仕事は自分の性格に向いていましたし、さまざまな監査チームの中に入ることで監査業務の奥深さを知ることもできました。今では「金融や会計知識を深く身に着け、PwCあらたでの仕事を長く続けていきたい」という将来的なキャリアビジョンを描いており、今振り返っても非常に良い転職だったと感じています。
入社4年目からは、アシスタントを数多く擁するTCCの中で、監査チームからクライアントに提出する成果物の作成依頼を受けるチームのコアメンバーに抜擢されました。スタッフのトレーニングにも携わるようになり、組織における自分の役割の変化に充実と責任を感じていた中、これまでの仕事ぶりが評価され、「テクニカルスペシャリスト」への職種転換を打診されました。テクニカルスペシャリストとは、主に会計士以外の資格を有するプロフェッショナルが集う組織で、監査チームの生産性向上に寄与していくことを主なミッションとして掲げています。従来の業務と比べて、監査チームからの依頼に対してより踏み込んで責任を持って関わることができ、裁量も大きくなるとのことで快諾しました。
テクニカルスペシャリストは、成果物作成などの業務プロセスの標準化だけでなく、新たな知見のインプットが絶えず求められています。そして、私のミッションは、会計士が専門領域に集中できるように会計士の手作業をなくすこと。そして、誰が携わっても高品質のドキュメントが作成できる仕組みを作ることです。会計についての知識だけではなく、システムやAIなど最新のデジタルツールに関する知識も幅広くどん欲に吸収していきたいと思っていいます。
入社してからの4年間で私の身の回りの環境は劇的に変化しました。4年前には想像し得なかった光景を前にして、自分の幸運を感じずにはいられません。
PwC Japanグループではサポートやフォローアップについての制度が充実しているのはもちろんのこと、スタッフ一人ひとりへの配慮が隅々に浸透しており、互いを尊重するカルチャーが行き届いていることを感じます。いつ、どこで、誰に、何を聞いても歓迎される環境なので、いくつもの業務を一手に引き受けたとしても窮することなく、心にゆとりをもちながら業務に臨めるため、特に入社して間もない頃には大変救われました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けて全社的に一気に浸透したリモートワークが支障なく行えているのも、一人ひとりに備わっているコミュニケーション力の高さによるところが大きいと感じます。
また、「学び」の多い環境でもあります。私が関わった監査チームはいずれも柔軟に社内外の課題に対応し、解決していました。社内の多くの人を意識的に巻き込み「制約」を設けずにベストな手法を見いだしていく仕事の手法はとても新鮮で、今後、ぜひとも自分も身に着けていきたいスキルです。学べば学ぶほど実りがある環境なので、積極的にチャレンジを続け、長く組織に必要とされる存在になっていきたいです。
2016年|中途入社
テクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)
テクニカルスペシャリスト(TS)
アソシエイト
本地 知美
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。