
会計監査
銀行・証券アシュアランス部(BCM)
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私が在籍しているサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスは、主に企業のサステナビリティの観点から社会課題への取り組みを進めているクライアントに向けてコンサルティングを行っています。具体的には、社会課題を外部環境とした長期的なビジョン策定に始まり、自社の企業価値向上に資する社会課題・SDGs項目の特定、そして、それに対応するための戦略策定や情報開示などをサポートしています。事業のポイントは、クライアントの目的が企業の社会的責任(CSR)のような社会貢献性ではなく経済的リターンと社会的リターンを両立させることにある点です。私たちはそのための工夫を海外の先進事例調査から導くこともあれば、イチから考え抜くこともあります。
SUSが行っているような社会課題解決型コンサルティングサービスは、現在、金融業界の機関投資家を中心に企業への働きかけが行われていることもあり、上場企業を中心にニーズが急増しています。そればかりか、クライアントの体制にも大きな変化が見られます。以前は慈善活動を担うCSR担当者がカウンターパートでしたが、今では社長や経営層、もしくは経営企画部などの戦略担当者が目の前の席に着いていることが珍しくなくなりました。こうしたことからも企業側の本気度が増してきていることが伺えて、仕事のモチベーションにつながっています。
私は新卒でPwCコンサルティング合同会社に入社し、2019年にPwCあらた有限責任監査法人に転籍して以降、SUSを担当しています。大学のゼミで開発経済学を専攻しアフリカの貧困解決や社会課題解決に興味をもっていましたが、就職活動時はSUSで新卒採用を行っていませんでしたのでコンサルティング部門に入社したという経緯があります。入社後は、金融コンサルタントとしてスタートしましたが、SUSへの転籍機会を当初から探っていたこともあり、4年目のタイミングで転籍を果たしました。「お試し期間」を経ての転籍だったのですが、私が加わったSUSの中のInternational Development Assistanceチームは、15人ほどの小さな組織でした。戦略系コンサルティングの300人体制によるプロジェクトベースでの活動とは大きく異なり、パーパス(自社の存在意義)ベースによる小規模の活動に私は惹かれました。クライアントから言われたことをベースに知恵を練っていくのではなく、社会をよくしたいという信念を持ち、社会のあるべき姿をこちらからクライアントに働きかけることがとても新鮮でした。そういう「青臭さ」を基盤にしてクライアントや市場をリードする視座や視点、コンサルティング能力を身に着けたいと考え転籍を決意しました。転籍からまだ1年足らずですが、大学の頃からの希望が叶い、また、志を同じくする仲間と時間を共有できていることに喜びを感じています。
SUSは、直近1年間でスタッフが急増し、現在は全体で40名以上のチームになっています。毎年、新卒も採用予定で、これからさらに仲間が増えることを思うとワクワクします。SUSでは、ディスカッションをとても活発に行います。例えば、「2030年にどんな世界になると思うか」「自分はどんな世界を作りたいか」「そのためにコンサルタントとしてできることは何か」といったテーマを考え抜き互いにプレゼンし合うことなどがあります。自分の目指すものと会社をどう結び付けていくかを、常に擦り合わせディスカッションを重ねていく風土が醸成されており、それゆえ、世代関係なく対話が弾む組織ができあがったのだと感じます。
もちろん、「チェンジメーカー」であるコンサルタントとして、クライアントの市場創造、価値創造に伴走できる醍醐味も感じられます。最近は、私が以前在籍していたPwCコンサルティングの戦略チームのマネージャークラスとSUS若手スタッフがタッグを組んで、外資系大手メーカー向けにサステナビリティ戦略策定をする動きがあるなど、案件の数と質、両面での充実が顕著になっています。自分のやりたいことを作り仕事を取りに行く働き方がとても心地よく感じます。
2019年度|入社
PwCサステナビリティ合同会社
サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス
マネージャー
M.Hirano
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。