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2025-01-22
※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。
幼いころから数字が好きで、数学の学士・修士を取得した後、大手通信企業でデータサイエンティストとして7年間勤務しました。その後PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)に入社し、現在はAnalytics Insights(AI)チームで勤務しています。
クライアント向けのデータ分析人材の育成に携わっています。このプロジェクトの目的は、データ分析スキルだけではなく、仮説思考やデザイン思考も身に付けた「ビジネス上の課題に対し、データ分析を通じて課題解決ができる人材」を育成することです。研修は数日間にわたって行いますが、参加者が実際にデータを活用して課題解決を提案するところまで伴走支援しています。現在は研修の実施に向けて、仮説思考や基本的なデータ分析に関するコンテンツの作成に取り組んでいます。
プロジェクトによって異なりますが、基本的には在宅勤務をしています。午前中にメンバーとの打ち合わせを行い、午後は作業に集中するようなスケジュールで調整をしていることが多いです。在宅勤務が続くと気付かないうちに滅入ってしまうこともあるので、意識的にリフレッシュの時間を取るようにしています。
私がデータ分析やAIといったD&A領域に足を踏み入れたのは、まさに偶然からでした。元々は大学院で純粋数学を専攻しており、データやデジタルの経験も知識もほとんどありませんでした。そのような状況でしたが、前職で大手半導体メーカーと仕事をする機会に恵まれ、ハードウェア技術の進化とAIの可能性を目の当たりにし、その将来性に大きな魅力を感じたのが、本格的にD&A領域に足を踏み入れたきっかけになったように思います。
その後は、AIの開発に自ら取り組んだり、大学の教授との共同研究を行ったり、データやAIを活用したビジネスを検討したりするなど、データ活用やAIに本格的に携わっていくことになりました。しかし、時間が経つにつれ、データ活用やAIで大きなインパクトを生むには、それらを企業文化に根付かせること重要であると感じるようになりました。そして、内部から働きかけるだけでは限界があると感じ、PwCコンサルティングへの転職を決意しました。
PwCコンサルティングに入社してからは、データ分析やDWH基盤移行など、さまざまなプロジェクトを経験してきました。最近では、AIガバナンスや生成AIに関するプロジェクトに加え、社内活動にも参画したり、コラムを執筆したりする機会もありました。
また、前職を支援するプロジェクトに参画する機会にも恵まれ、在籍時にはできなかった貢献をすることができました。その際、達成感とは少し違う、うまく言葉に表せられない感情を覚えました。
多様なプロフェッショナルが集う環境の中で、部門を越えた連携が日常的に行われています。そのため、さまざまなインターナルのつながりから新しい視点や知識を得る機会が多く、とても刺激的で自身の成長につながっています。また、クライアントや社会にどのように価値を提供するかについて深く真剣に議論する文化が根付いており、本当にいい会社だなと感じています。
昨今、AIに関する技術は急速に発展しており、数年前には考えられないほど精度の高い対話型AIなども登場しています。一方で、AIが原因となったインシデントも世界的に増加傾向にあります。私たちの役割には、最新技術を単に活用するだけにとどまらず、活用効果を最大化するためにリスクを適切に制御し、クライアントに価値を提供することも含まれます。
不確実さが増すVUCA時代において、誰もが安心してAIを使える世の中に作りたい。リスクに対して積極的に対応したい。そのような熱意と勇気を持っている方には、ぜひAIの一員に加わってほしいと思います。