
中途入社(前職:認証会社)
技術者ではなく「リサーチャー」として、サイバーセキュリティに関する全般的な調査業務を行っています。
以前はITのベンチャー企業で働いていました。主に、外資系ソフトウェアベンダーのプロダクトやクラウドサービスを、エンドユーザー企業のニーズに合わせてカスタマイズして提供する仕事をしていました。とはいえ、小さな会社だったので、営業からコンサルティング、アプリケーションの設計や開発・テスト、請求書の発行や採用活動まで、さまざまな業務を担当していました。仕事は面白かったのですが、よりスケールが大きな仕事がしたいと考え、PwCあらた有限責任監査法人への転職を決めました。
PwCあらた有限責任監査法人は、グローバル案件に数多く関与している点と、会計監査業務に比べてアドバイザリー(コンサルティング)業務の割合が大きい点が特徴です。このように、幅広いサービスを通じて社会にインパクトを与えることができる環境で働けることは、やりがいを感じられるとともに、自分のスキル形成にとってもプラスになると考えました。その判断は間違っていなかったと思います。
現在の所属は、システム・プロセス・アシュアランス部門です。クラウドセキュリティやサイバーセキュリティを中心に、ソフトウェアライセンスの遵守状況を調査したり、その管理体制構築を支援したりするIT資産管理や、会計監査や内部統制監査におけるITシステムの監査などを受け持っています。
具体的には、クラウド事業者がISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)の要求事項に対してどのような対応をしているのかを評価する業務や、大手グローバルソフトウェアベンダーのセキュリティやプライバシーの要求事項に対するサプライヤーの対応状況を評価する業務などです。
例えばISMAP評価業務では、私たちの評価結果によっては、クラウド事業者が政府機関に対してサービスを提供できなくなる可能性もあります。要求事項に対する対応状況の評価業務では、サプライヤーが主要取引先と取引ができなくなる可能性もあります。重い責任を負いつつも、さまざまなステークホルダーの期待に応えていくことが求められます。
クライアントが提供しているサービスが「求められている水準に達しているか」を評価するのですから、セキュリティの知見に基づいて、あくまで客観的な立場を維持しなくてはなりません。非常に重要な業務ですが、同じ基準で数多くのクラウド事業者やサプライヤーを横串で評価できるため、自分自身のナレッジの蓄積にも役立っており、それが別の新しい業務にもつながっている点にやりがいを感じます。
「第三者として客観的に製品やサービスを評価する」仕事は、クライアントから高い期待と信頼が寄せられます。現在は複数案件のインチャージ(チームリーダー)をしていますが、今後はもっと担当できる案件の幅を広げられるようにしたいと考えています。
この仕事を通じて学ぶ機会もたくさん得られましたし、前職では身に付けることのできなかった専門性も習得できました。セキュリティのプロフェッショナルとして、常にクライアントの期待値を超えるような成果を上げていくことを目標としています。
技術者ではなく「リサーチャー」として、サイバーセキュリティに関する全般的な調査業務を行っています。
グローバル企業における、グループ全体のプライバシー保護の仕組みを構築するプロジェクトに参画しました。
クラウド事業者がISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)の要求事項に対してどのような対応をしているのかを評価する業務などに携わっています。
「製薬業のクライアントにおけるゼロトラストアーキテクチャ導入支援」などに携わりました。
クライアント支援業務の他、PwC中国のメンバーとの共同調査プロジェクトにも参画しました。
「セキュリティ」を軸として、人・プロセス・システムなどあらゆる面でクライアントの業務を支援しています。
製造業のクライアントのセキュリティリスクの分析、インシデント対応業務の設計などをサポートしています。