
このサイトでは、クッキーを使用して、より関連性の高いコンテンツや販促資料をお客様に提供し、お客様の興味を理解してサイトを向上させるために、お客様の閲覧活動に関する情報を収集しています。 このサイトを閲覧し続けることによって、あなたはクッキーの使用に同意します。 詳細については、 クッキーポリシーをご覧ください。
PwC Japanグループで育児休暇を取得した男性社員が、どのようにして育休取得を実現し、その期間中に何を経験し、どのような変化を遂げたのかを共有します。
プロフィール
森岡 篤 マネージャー
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting
森岡 篤 マネージャー
PwC Japanグループでは、男性でも取得できる育児に関する休暇が複数用意され、広くアナウンスされています。その中で私は有給休暇と育児休業(子が2歳になるまで休職可能)を組み合わせて、2022年6月から8月までの合計3カ月間休職しました。
妻が妊娠したことが分かった段階で、ぼんやりとは育休取得を考えていましたが、私が育休を取得した理由は2つあります。
まず、1点目は妻とともに育児に携わりたいと思ったからです。第一子であったため、全てが初めてであり、私も妻も育児をするうえで不安や心配事が多くありました。また、安心して育児を進めるには妻とそれらの問題を共有し、一緒に解決する必要があると考えていました。そのため出産前から休暇を取得し、一旦仕事から離れて妻と同じ生活を送ることにしました。また、夫が数カ月育休を取得することは世間的にスタンダードになってきており、社内の身近な同僚でも取得者がいたことで、安心して取得することができました。
2点目は、自身のキャリアの方向性を改めてじっくり考える時間を設けたいと考えたからです。もちろん育児・家事のための期間ではありましたが、今後取り組みたい領域について、じっくり考えることができ、育休明けの仕事にもつなげることができたと考えています。
自身が参画しているプロジェクトのジョブマネージャーには育休取得の8カ月前には相談をしていました。自身が抜けても問題ないよう、クライアントに対しては半年程度前から支援内容を一部前倒しして進める方針で調整・協議を進めることで、円滑に育休を取得することができました。もう少し具体的にいうと、私が支援していた領域について、難易度が高い箇所は別の担当者に、難易度が低い領域についてはクライアント担当者にそれぞれ引き継ぐことで、クライアント担当者の育成・自走にも貢献することができたと考えています。
出産前には新米パパママ向けのイベントなどが平日の日中に開催されることが多かったのですが、プロジェクトメンバーと調整し可能な限り参加するようにしていました。早い段階からプロジェクトメンバーにクライアントとの会議のファシリテーションを依頼するなどデリゲーション(権限移譲)ができていたため、調整もつきやすかったです。出産後に必要なものの準備はかなり大変なので、今後出産を控えた皆さんには早めにリストアップして購入することをお勧めします。
夜中の対応は妻と交代で対応していたのですが、睡眠時間が取れないことがやはり大変でした。特に最初の1カ月はミルクをあげるタイミング以外でも泣いて起きることが多く、仕事とは全く異なる大変さを感じました。
ただ、子どもの成長を間近で見ることができて良かったと思っています。子どもの笑顔を見ていると睡眠不足も吹き飛ぶくらい嬉しかったです。
また、家事や育児に率先して関わったことで妻からも感謝の言葉をもらえました。これまでは仕事で家族に貢献することが全てと思っていましたが、それ以外でも貢献できることはあると改めて感じ、これからも家事や育児を継続的にやっていこうと思いました。
仕事面では、育休期間中に自身が取り組みたい領域を考えていました。復職前にはコーチや以前携わっていたプロジェクトのジョブマネージャーに対話の時間を設けてもらい、会社・部の近況を聞いた上でアサインを希望するプロジェクトを伝えました。同時に、復職後に参画するプロジェクトに関する情報をシェアしてもらうなどして、復職後に戸惑うことがないように調整しました。
育休中は会社や仕事に関する全て排除するという考えもあるかと思います。しかし、私個人としては、いわゆる浦島太郎状態を防ぐためにも、上述した最低限のコミュニケーションをとっておいて良かったなと考えています。
家庭面では、復職後の1日のスケジュール・家事の役割分担について妻と話し合いました。仕事を復帰するにあたり、対応できる家事の量は減ってしまいますが、協力姿勢を示すことで、妻にも安心してもらえたと思います。
育休を取得する前は「クライアントの期待を超えて応えるために、ガンガン働いて稼ぐ」という、いわゆる仕事ファーストな考えが色濃かったです。しかし育休期間中に家事・育児の大変さを実感することで、自分が仕事を自由にできていたのも家族あってと感じることができ、仕事の時間と家族との時間(家事含む)のバランスを考えて仕事に取り組めるようになりました。具体的には平日の夜は基本的には毎日、家族との時間を十分にとるようにしています。
男性の育休経験者が多数いること、育休体験のシェアリングセッションが頻繁に行われていること、社内のポータルサイト内でも「男性向けの育休取得ガイド」があることなど、育休を取得するハードルは低いと感じています。部のリードパートナーからも「もう少し取得してはどうでしょうか」と言われたくらいなので、社内全体として取得しやすい雰囲気になっているかと思います。
ちなみに、最近知人・友人に育休取得について話したところ、「最近大企業だと一般的になりつつあるというのは知っていたけど、コンサルティングファームでそんなに長い期間取得できるんだ」と驚かれました。
取得前は3カ月も休んで良いものかと、少しだけ懸念はあったものの、今思えば少し短いくらいだったのかもしれないと思いました。現在、私は直属の部下や、プロジェクトのメンバーを管理する立場ではありますが、育休を取得したことで家族の大切さを強く感じましたので、仕事に全力投球するメンバーの皆さんが育休取得を希望する際には、最大限バックアップをしていきたいと考えています。特に、復帰後に参画いただくプロジェクトについては、家事育児が大変な中、仕事に復帰することになるため、丁寧に考えてあげたいと思います。
企業の“俊敏性”と“弾力性”を確保し、不確実性が高まる世界を生き抜くための変革を支援します。
PwCは、多様な視点からイノベーションを起こし、クライアントや社会の課題解決に貢献するために、多彩な人材が互いに融合しあいながら活躍できる場づくりを進めています。
It’s time. 取り組むのは、いま。PwCは持続可能な社会の実現を目指し、率先して変化を起こします。
ビジネスコンサルタント、公認会計士、テクノロジスト、税理士、弁護士、アナリスト、ストーリーテラー。多様な仲間たちと力を合わせ、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というPurpose(存在意義)の実現を目指してみませんか。