
PwCコンサルティング合同会社(以下、「PwCコンサルティング」)は、東京だけではなく大阪、名古屋、福岡にもオフィスを設けています。今回は、大阪オフィスの特徴について紹介します。
(左から)和田 理香子、木原 浩、福山 和生
木原 浩マネージャー
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting
中途入社
大阪オフィス所属
和田 理香子シニアアソシエイト
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting
新卒入社
東京オフィス所属
福山 和生アソシエイト
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting
中途入社
大阪オフィス所属
※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。
和田
まず初めに、木原さんと福山さんはなぜテクノロジー&デジタルチームの大阪オフィス所属を選んだのか教えてください。
木原
自分が生まれ育った関西の成長に貢献したいと思ったからです。大阪オフィスはビジネスとテクノロジーの両面でクライアントを支援できる環境が整っていますし、関西市場の成長を最も体感できる場だと感じています。
福山
私は転職活動時に、DX戦略の立案や推進などのデジタルストラテジー領域への挑戦ができることと、木原さんと同じく関西で活躍・貢献ができることを重視していました。その中で、テクノロジー&デジタルチームの大阪オフィスはこれらを実現できる場であることを知り、転職を決断しました。
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting シニアアソシエイト 和田 理香子
和田
大阪オフィス所属として、関西を中心に働かれている中で感じる関西市場の特徴を教えてください。
木原
関西には、製造業を中心に本社拠点を構える企業が多いです。本日集まったメンバーの専門であるテクノロジー&デジタルの分野では、多くの企業がIT/デジタルを活用したさらなる業務効率化や高度化にグローバル規模で取り組んでいます。DXはそれらの実現に向けた有効な手段であると認識されており、利活用に向けたチャレンジが年々進んでいます。
関西は第二都市と言われることがしばしばありますが、各企業がさらなる成長のためにかける熱量は非常に高いです。それに加えて、2025年には大阪・関西万博の開催が控えており、街としての大きな盛り上がりを感じています。
和田
木原さんは関西だけでなく、東京の案件でも活躍されていますが、関西のクライアント企業の特徴はありますか。
木原
私たちが支援している関西のクライアント企業の最大の特徴は、“心地よいウェットさがある”ことだと思います。人と人との信頼関係を重要視し、クライアント企業の皆様とOne Teamとしてプロジェクトを推進することが求められ、それが私たちのやりがいにもつながっています。
また、One Teamで進めることが期待される中でも、コンサルタントとして第三者視点で示唆を出すことも重要です。誠実なコミュニケーションの積み重ねが、強固な信頼関係の構築につながると感じています。私も、PwC Japanグループの行動規範(※)の1つである、「Act with integrity」(声を上げる)を胸に業務に邁進しています。
※PwC Japanグループの行動規範について、詳しくはこちらを御覧ください。
福山
木原さんは大阪オフィスについてどのような印象を持っていますか。
木原
DXへの期待の高まりに伴い、コンサルティングサービスに対する需要が高まっています。関西で活動する同業他社も切磋琢磨する仲間ではありますが、私たちは特徴を活かしたポジショニングを確立しつつあると感じています。
私たちの特徴の1つは成熟度です。大阪オフィスは2017年に現在のオフィスに移転し、黎明期と呼ばれる時期を乗り越え、現在は成長期を迎えています。クライアント企業からご相談いただく内容へのご支援はもちろん、私たちがクライアント企業に必要だと思うこと(Will)から新たな支援が始まることも、大阪オフィスの成長を感じる瞬間の1つです。
また、大阪オフィスには、私たちテクノロジー&デジタルコンサルタント以外にも業界やソリューション軸で強みを持ったコンサルタントが数多く所属しています。加えて、コンサルティング以外にもアシュアランスやサステナビリティなど、関西市場の現状を理解した多種多様なプロフェッショナルが高い価値の提供を目指しています。
木原
福山さんは、大阪オフィスの雰囲気をどのように感じていますか。
福山
大阪ならではのアットホームな雰囲気があると感じています。私は普段、リモートワークをすることも多いですが、週に数回はオフィスに出社し、プロジェクトのマネージャーやメンバーと対面で仕事をしています。業務後には、オフィスにいるメンバーと一緒に飲みに行くこともあり、仕事だけでなくプライベートでも気軽にコミュニケーションを取りながら、和やかな雰囲気で活動しています。まさに、PwCコンサルティングが発信しているメッセージである「やさしさが生む、強さがある。」がこの職場に息づいており、このような温かい雰囲気が、個々の成長を支え、働く喜びを感じられる要因となっていると思います。
和田
大阪の案件は、東京と比べると所属人数が少ないため、コンパクトなチーム構成になることもあると思いますが、働く上での影響はありますか。
福山
東京に比べると人数は少ないですが、チーム全体がお互いの成長を支え合いつつ、新たなことに積極的に挑戦し、スキルや経験を得る機会が豊富であるため、私はポジティブに捉えています。
福山
和田さんは現在、どのようなクライアントと仕事をされていますか。
和田
現在は大阪の案件に入っており、木原さんとともに製造業のクライアントに対しDX人材育成の支援を提供しています。
福山
東京オフィスの所属ですが、どのようにして大阪案件にアサインされたのでしょうか。
和田
アサインのプロセスとしては東京の案件と変わりはありません。PwCコンサルティングでは、個々のキャリアが尊重されるので、自身が極めたい領域や働きたい環境、プロジェクト体制などが考慮され、案件にアサインされます。私の場合、DX戦略の案件にチャレンジしたいという思いがあり、戦略テーマに明るい木原さんの下に所属オフィスの垣根を超えてアサインさせてもらうことになりました。
今回の案件以前は、新卒で入社してからずっと東京の案件にアサインされていましたが、その時と変わらず、大阪メンバーと日々楽しく働くことができています。
また、大阪所属のメンバーが東京案件にアサインされることもありますし、最近では、新卒1年目の社員が大阪の案件にアサインされる機会も増えてきています。所属オフィスの垣根を越えてさまざまな専門性を持ったメンバーが協業できる環境が整っているということはPwCコンサルティングの1つの魅力だと感じています。
木原
大阪と東京の案件の違いを感じることはありますか。
和田
自身の成長という意味でいうと、大きな差異はありません。これまで経験してきた東京の案件と変わらず、チャレンジする機会をいただきながら日々成長を実感できる環境で働くことができています。
一方で、ロケーションの違いという意味では、先ほど木原さんもおっしゃっていましたが、土地柄が影響しているのか、大阪の案件の方がクライアントとの距離が近いと感じる場面もあります。そういった中で、上位役職者とディスカッションする場をいただくなど、貴重な経験を積むこともできます。
福山
大阪案件ということは、その期間はずっと大阪で働いているのでしょうか。
和田
案件によって異なるとは思いますが、今の案件の場合、日頃のミーティングは東京からオンラインで参加し、大阪に出張することもあります。東京・大阪に関係なくフルリモートの案件はたくさんありますし、特にやりづらさを感じることはありません。
今後は、さらに東京と大阪のコラボレーションを増やし、One Teamとして価値を最大化できるようにしたいです。
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting マネージャー 木原 浩
和田
プロジェクト以外で、大阪オフィスとしての特徴のある取り組みやイベントはありますか。
福山
大前提として、会社や部署単位でのイベントには所属オフィス関係なく招待されますが、大阪オフィス独自のイベントも積極的に企画・開催されています。例えば、テクノロジー&デジタル領域の大阪メンバーによる全社ミーティングがあり、ビジネスの進捗を共有し、メンバー同士の交流を深める場となっています。その後には懇親会が開催され、昨夏にはバスを複数台借りて全員で舞洲に移動し、BBQを楽しみました。
また、家族や友人と一緒に参加できるイベントも多数あります。昨年は、大阪オフィスがあるグランフロント大阪から淀川の花火大会を観覧するなど、社員のワークライフバランスを考慮したイベントも行われました。
また、オンラインイベントも積極的に行われています。ゲームを通じたネットワーキングや、コアコンサルティングスキルと幅広い専門スキルの向上を目的とした研修などが開催され、プロジェクトに関係なくさまざまなメンバーが気軽に交流し、学び合う機会が提供されています。
木原
最近は大阪オフィスのメンバー以外との交流も活発に行われていますよね。福山さんは大阪オフィス以外のメンバーとの交流はどのくらいありますか。
福山
インターナルな活動やイベントなどを通じて、他のオフィスのメンバーと交流する機会はたくさんあります。その中でも最も頻繁に行われるのが、クライアントの課題解決に向けて協業することです。クライアントからの依頼は、複数の専門領域が絡み合った複雑なニーズを持つことがあるため、メンバーだけでの解決に固執せず、PwCグローバルネットワークが持つ力を最大限に活用した提供価値を最大化することを心掛けています。
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting アソシエイト 福山 和生
木原
大阪オフィスや関西市場の魅力については、ここだけでは語りきれません。これからも大阪オフィスの仲間を増やし、大阪オフィスから関西や東京を盛り上げていきたいと思います。
新卒で大手インフラ事業会社に入社し、事業制度設計やDX推進をビジネスとデジタルの両面で経験。
その後、外資系アドバイザリー企業でDX戦略策定に携わった後、2022年7月にPwCコンサルティング合同会社に入社。戦略策定に関する知見を有し、DX戦略の策定や人材育成、デジタルを活用した新規事業創出をはじめとしたプロジェクトに従事。新卒以降、一貫して大阪を拠点にキャリア形成。