M&Aに特化した専門性を有するチームの下で、戦略コンサルタントへの転換を決意
PwCコンサルティングに入社する前は、会計システム導入時の要件定義や、経理財務領域におけるグローバルオペレーティングモデルの構築支援（シェアードサービスセンター設立など）に携わっていました。しかし、M&Aを強みとしてきたクライアントとのプロジェクトに参加した際に、M&Aのメリットをクライアントが十分に享受可能なプランに落とし込めていなかったために、クライアントの期待値に応えることができず、M&Aの難しさを痛感しました。このプロジェクト経験を皮切りに、オペレーション部分にとどまらない支援に興味をいだくようになり、M&Aに特化したチームを有し、戦略から実行までの支援に携わることができるPwCコンサルティングのX-Value & Strategy（以下、XVS）チームへの転職を決意しました。
PwCコンサルティングに入社してからは、想像以上にアットホームな雰囲気で驚きました。管理職以上のメンバーとスタッフの距離が近いため、仕事中・プライベートのコミュニケーションを通して活発に相互理解の形成がなされています。このアットホームな雰囲気の下で、メンバー全員がクライアントへの貢献を目指していることが全面に感じられ、私もすぐに組織に馴染むことができました。
藤野 大海
大学卒業後、新卒で外資系コンサルティングファームへ入社。主に、会計システム導入支援、PMIの一環としてグローバルオペレーティング構想策定・構築支援に従事。2021年にPwCコンサルティング合同会社へ入社。X-Value & Strategyでは中期経営計画策定支援、組織戦略立案、会社分割実行支援など幅広く従事。米国公認会計士資格（ワシントン州）を有する。
※法人名、組織名、役職、インタビューの内容などは取材当時のものです。
XVSメンバーのサポートを通じて未経験領域に挑戦しながら、戦略思考を習得
XVSに参画後、中期経営計画策定や組織戦略立案・計画策定をはじめとする戦略案件から、PMOなどの実行支援まで幅広いプロジェクトに携わりました。戦略面で苦労した点は、物事を多角的に俯瞰する視座の獲得です。前職と異なり、戦略策定では目の前の業務の検討にとどまらず、プロジェクトの大勢を俯瞰し、多角的な影響の予測とその対策までを検討する必要があります。また実行面では、さまざまな立場の方々との合意形成を経て、意思決定まで持っていくための「粘り強く立ち向かい続ける胆力」の重要性を学びました。戦略策定に代表されるトップダウンのアプローチとPMI（M&A後の統合プロセス）などのボトムアップのアプローチの支援の両方に携われるのはXVSならではの経験だと思います。
私がマネージャーを目指している旨を公言した際には、上長からも積極的に成長への道のりを考えていただきました。必要最低限のフォロー体制を維持しながら、経験がない領域でも自身のロールを徐々に確立できたことで、結果として多様な経験を積むことができました。オーナーシップを持ってさまざまな仕事に取り組んだことによってマネージャー昇進に繋がったと考えています。
企業の国内外進出支援や海外での成長支援を通して、さらに広いフィールドにおける知見の形成を目指す
XVSの一番の魅力はM&AやPMI、ファイナンス、企業変革、新規事業開発など、各分野の専門家を有しており、困ったときには気軽に相談できる環境にあることだと思います。元々興味のあった企業の海外・日本進出を軸としたグローバル案件対応のチーム立ち上げにも携わることができました。今後はさらなる挑戦として、クロスボーダーのPMIにも取り組みたいと考えています。
キャリアに関する個人の意志を尊重してくれるPwCコンサルティングの社風と、気軽に相談可能な専門家が集結しているXVSの環境は自身の成長の後押しとなっています。さらに広いフィールドで自分の知見を生かし、個としての成長はもちろん、XVSのチームとしての成長にも貢献できたらと思っています。
ある1日の流れ
時間帯 |
実施事項 |
6:30 |
起床・身支度＋コーヒーを淹れる |
8:00 |
本日のスケジュール・タスクの整理 |
9:00 |
会議資料作成 |
10:00 |
プロジェクト内部定例会議（資料レビュー) |
11:00 |
資料更新 |
13:00 |
ランチ |
14:00 |
社内活動に関する定例会議 |
15:00 |
プロジェクト内部定例会議（資料レビュー) |
16:00 |
クライアント打ち合わせ① |
17:00 |
クライアント打ち合わせ② |
19:00 |
社内活動に関する準備 |
20:00 |
帰宅 |
20:30 |
夕食：妻とご飯を一緒に食べる |
22:30 |
読書、ネットサーフィン、ジム |
24:00 |
就寝 |
