
M.Y
電力・ガス/シニアマネージャー
社員紹介
マネージャー
石油・素材・化学・金属
PROFILE
大学卒業後、国内化学メーカーへ入社。営業・生産管理などの経験を積んだのち、米国に5年間駐在し、新規プラント立ち上げに伴うサプライチェーンの整備・事業買収のPMOなどに従事。M&Aコンサルティングファームを経て、2021年にPwCコンサルティング入社。国内化学メーカーを中心にサーキュラーエコノミーの戦略・実行支援プロジェクトなどに参画。
※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。
事業会社では海外駐在を含め多様な経験をしましたが、日本の化学メーカーの課題をさまざまなソリューションで解決したいという思いから、よりチャレンジングな場を求めコンサルティング業界へ転職しました。
M&Aコンサルティングファームでの業務は刺激的でしたが、M&Aに限らないより広範な課題に対して、さまざまな専門性を持ったプロフェッショナルと連携しながら、真にクライアントのための課題解決・価値創造に取り組みたいと考え、PwCコンサルティングに入社しました。
実際にPwCコンサルティングでは横の連携、縦の風通しの良さを日々感じており、この文化をより発展させながらクライアントに貢献していきたいと考えています。
最も大変だったプロジェクトは、化学業界の新規事業開発です。
新規技術・パートナーとの提携を前提としたプロジェクトであり、パートナー先との調整支援・ニーズ探索・コスト試算・売上インパクトなどスコープが多岐にわたり、非常に困難でした。
当初はクライアントと週次で定例会議を設ける形で進めていましたが、日々刻刻と変わるクライアントの状況に合わせるべく途中から常駐型へ移行し、日中はクライアントと膝詰めの議論を行い、翌日までに資料をまとめ上げまた議論、ということを繰り返した結果、クライアントの期待値を満たす成果を出すことができました。
国内外のメンバーファームの専門家からアドバイスを得て議論が進展することもあり、PwCグローバルネットワークの強さを実感することもできました。
化学業界では国内市場の縮小、海外企業の競争力強化、カーボンニュートラルをはじめとした環境面での要請など、さまざまな変化への対応が求められており、クライアントの抱える課題も多様化と複雑化が進んでいると感じます。こうした業界環境の変化がグローバル規模で同時に起きているため、課題解決の前例やベストプラクティスが存在しないケースも増えてきています。
このような正解の見えない中でも、自らゴールを設定し関係者を巻き込みながらそこに向かってプロジェクトを進めていくことができるマインドやスキルがコンサルタントには求められています。私自身、そのようなコンサルタントであることを心がけていますし、そうした素質を持った方々と一緒に働きたいと思っています。