
渡邊 成一(業務プロセスユニットリーダー)
PwC Japan合同会社 Office Support Team
2016年PwCあらた有限責任監査法人に入社、2019年PwC Japan合同会社に移籍して、今年で4年目になります。就労移行関連の説明会で初めてPwC Japanグループのことを知った時には、どのような会社なのかまだ分かりませんでした。その後インターン研修に参加してみると、働いている方たちの雰囲気がよく生き生きしていて、「ここでなら働いていけそうだ」と思いました。
所属しているOffice Support Team(OST)での主な業務は、採用関連の契約書作成サポートです。2019年の7月からはチームリーダーになり、チームメンバー8名の業務進捗の確認、業務振り分けなどのマネジメント業務を行っています。業務の進行をスムーズにするために、関連部門との業務量やスケジュールの調整も必要です。数百名の入社がある繁忙期には、自チームだけではリソースが足りなくなることもありますが、業務を止めないよう他チームとも連携するようにしています。
チームリーダーになる前は、人に指示を出す経験をしたことがあまりありませんでした。そのため、今はどのようにチームメンバーに伝えれば業務をスムーズに進められるのかを考えています。「こうすれば効率が上がる」とだけ説明しても相手に伝わらない場合がありますが、なぜこうした方が早いのか、具体的な根拠を示し、相手の立場になって伝えることで、チームメンバーの理解が深まることがわかってきました。上手に伝えられた結果、納得感を持って改善に取り組んでもらえ、約6時間かかる業務を2時間短縮できたこともあります。
私は障がいの影響で口頭でのやりとりが得意ではないので、前職では指示の意図が理解できず、困った経験がありました。OSTでは手順を分かりやすくする写真付きマニュアルを作成するなど、コミュニケーション面でさまざまな工夫をしています。口頭でのやりとり以外にも伝え方のバリエーションが増え、業務効率の向上につながっていると感じます。また、社内ウェブサイトやマニュアルも充実しているので、業務の全体像が把握しやすく、チームメンバーに指示を出す上でも役立っています。
チームリーダーとしてのプレッシャーも感じていますが、意思決定の機会が増えたことで仕事に対するモチベーションも上がりました。雇用契約書がデータから紙の現物となったときは、自分たちの作成した書類が入社される方に届くのだと実感し、やりがいを感じます。
社内では、コミュニケーションツールとしてチャットも使用されています。離れた場所からでも、お互いのタイミングでやりとりができるのでとても便利です。他にもさまざまなITツールの活用が進んでいます。現在、注目しているのはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。RPAで自動化できるところは自動化し、自分たちだからこそできる仕事にフォーカスすることで、より高度なアイデアを出せるチームにしていきたいです。
また、人との距離感が近いのもPwCの魅力です。マネージャー以上の方々とも仕事上のやりとりがあり、気さくに話すことができます。入社3年でチームリーダーになったことには戸惑いもありましたが、オープンな社風なので、気負わなくていいのだと思えました。
最後になりますが、現在、就職活動中の方へ。うまくいかない時は、悲観してしまうことが多いかもしれませんが、真摯に学んで努力すれば、必ず結果はついてきます。必要としてくれる人に出会えるまで、自分の強みを信じて磨き続けてほしいと思います。
時刻 |
業務タイトルと内容 |
10:00~ |
出社 メールチェック、応対 |
10:30~ |
入社書類発送業務、チームメンバーのフォロー |
11:45~ |
ランチ |
12:45~ |
メールチェック、応対 |
13:00~ |
業務フローの見直しなど |
15:00~ |
チームメンバーへ業務の振り分けとヒアリング |
17:00 |
退社 |