
渡邊 成一(業務プロセスユニットリーダー)
PwC Japan合同会社 Office Support Team
PwCコンサルティング合同会社に入社するまでには2社で勤務をしていました。新卒で銀行に入行して営業アシスタントの仕事、その後転職をして運輸業界の企業で損保事務の仕事に携わりました。
1社目の銀行では、もともと人前で話をすることが苦手だったことから、マナーや接遇の研修についていくことができず、早期離職をしてしまいました。振り返れば、新卒で就活をした際にも面接がうまくいかなかったこともあって、これを機に自分の苦手を克服したいと思い、話し方教室に通いはじめました。トータルでその教室には3年ほど通ったのですが、そこでは話し方だけではなく、前向きな考え方や物事のとらえ方も教わりました。
その甲斐あって2社目へ転職し、2年間順調に勤務していたのですが、3年目に部署の入れ替えがあり、同じフロアで働く人数が増えたことなどの環境の変化をきっかけに、体調を崩してしまいました。そこから障がいの症状が顔を出しはじめ、療養のため休職することになりました。
しばらくは通院先のリワークプログラムに通い、復職を目指していたのですが、主治医や家族から障がい者雇用という働き方や、訓練ができる就労移行支援事業所の存在を教えてもらいました。信頼している人達からの勧めということもありましたが、自分自身でも次に働くときは安定して長く働きたい、同じ躓きをしたくないとの思いから、体調を整え、自己理解を深めようと思い退職を決意し、それと同時に通所することを決めました。
PwC JapanグループのOSTを知ったのは、通所先の支援員の方が「個人の成長を見てくれる」と勧めてくださったことでした。
初めの印象は、その業種から堅いイメージを持っていたのですが、同じ事業所にOSTで活躍している先輩がいたことから安心することができ、応募してみたところ縁あってPwCコンサルティング合同会社に入社することができました。
入社した当初は、社会人経験がないに等しい私でも正直、簡単と感じる業務がほとんどでした。ですが社歴を積むにつれ、業務の難易度が少しずつあがり、指摘を受けることも多くなりました。落ち込んだこともありましたが、「このままではいけない」と思い直し、自分でも工夫して課題を克服するためにいろいろな行動を取りました。そしてもちろん、それを1人だけでしていたのではなく、困ったときにはリーダーが相談にのってくれ、根気よく私が対応できるようになるのを待っていてくれました。そんな時に支援員の方がいっていた「個人の成長を見てくれる」という意味や、個人を尊重し大切にしてくれる文化を実感することができました。
そんな文化がPwCにはあり、OSTには穏やかで誠実な方が多いので、和やかな雰囲気の中で働くことができています。
私は入社して7年目に入りましたが、ここまで働いてくることができた秘訣は、会社の環境に甘えずに、自分自身も周囲の人に対して思いやりを持って接し、謙虚さと素直さを大切にして業務に対応してきたことだと思っています。
また、健康管理についても大切だと考えていて、規則正しい生活を心がけることはもちろん、自身の障がいの症状が出るような兆候があれば、主治医や家族にすぐ相談するようにしています。
このまま長くPwC Japanグループの一員として働いていきたいと考えているのですが、自分らしく、背伸びしすぎず、この先も一歩ずつ着実に業務を行っていくこと、そして自分の業務だけでなく、チームリーダーやチームにも貢献できるよう周囲へのサポートも行っていきたいと考えています。
現在就職活動をされている方は、ご家族や支援員の方など周囲の方のアドバイスに耳を傾けてください。きっと自分一人では気が付くことができないことを教えて下さると思います。そしてしっかり準備をしてこられたのでしたら、自信を持って応募してください。もしPwC Japanグループにご興味を持ってくださった方とご縁があり一緒に働けた時には、お互いを尊重しあいながらともに成長していけたら嬉しいです。
時刻 |
業務タイトルと内容 |
10:00~ |
定例会議、メールチェック |
10:30~ |
インターン受入、資料作成など |
11:45~ |
ランチ |
12:45~ |
採用説明会のサポート、打ち合わせ、 |
15:30~ |
インターン結果集計、ダブルチェック、業務レクチャーなど |
16:45~ |
日報の記入 |
17:00 |
退社 |