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私は金融業界や情報サービス業界などの多彩なクライアントを対象に、システム監査業務(会計監査の一環で行うシステム評価)とアドバイザリー業務の両方に携わっています。アドバイザリーには、システム開発・運用プロジェクトの第三者評価や内部監査の支援などのいわゆるシステム監査に近い業務もあれば、システム管理、委託先管理やセキュリティ管理などに関する仕組みやルール策定、見直しの支援といったコンサルティングに近い業務もあり、その内容は多岐にわたります。
前職ではシステムエンジニアとして働いていたのですが、その経験が現在の業務のさまざまな場面で生かされています。例えば、ある金融機関の案件で、システム改修プロジェクトに対して、各工程のプロジェクト管理態勢や開発管理態勢の評価を行いました。その際には、前職で培ってきたシステムエンジニアとしての視点を生かし、スケジュール遅延やシステム品質面で問題が発生しやすいポイントの洗い出しや潜在的なリスクの抽出を行うことで、プロジェクトに対する本質的な課題提起に貢献することができたと思っています。
案件をクライアントから「受託」していたシステムエンジニア時代とは違い、クライアントと対等な立場から、ITのみならず、会社の戦略、組織や人材など多角的な観点で、本質的な課題の特定や解決案について助言できることは、この仕事の難しい面であると同時に、他にはないやりがいです。
前職では、3年ほど金融系システムの開発・保守に従事していました。要件定義・設計などの上流工程から実装・テスト・運用保守などの下流工程まで一気通貫して携わることができる環境で、システム開発のひととおりを経験することができました。周囲には優秀なメンバーも多い中で、早い段階からプロジェクトマネージャーを担当させてもらうなど、価値ある経験を積むことができました。
その一方で、「クライアントからの要望は常に正しく、実現しなければならないもの」という前提で進んでいくプロジェクトにジレンマを感じることも少なくありませんでした。クライアントも気付いていない本質的な課題やシステム開発という領域だけに捉われない、ベストプラクティスがあるのではないかなど、「対等なパートナー」としてクライアントの課題解決に貢献できないだろうかと考える日々を過ごしていました。
私にとって、その答えがPwCあらたへの転職でした。人材紹介会社を通して情報収集を行う中で、PwCあらたは業界の中でも会計監査業務だけでなく、アドバイザリー業務を積極的に手掛けていることを知り、挑戦のしがいのある環境に感じました。また、さまざまなライフイベントを経験しながらも復帰をされて長く活躍する女性職員が多いという話も、私の背中を押してくれました。
とてもオープンかつフラットで、パートナークラスの上司に対しても気軽に話ができるのはPwCあらたの魅力の一つだと思います。特に「自分がどのようなキャリアを描きたいか」については、上司に相談に乗ってもらえる仕組みがあり、案件へのアサインの際も「このような経験が積みたい」「この領域の専門家になりたい」という一人一人の要望を最大限汲み取ってもらっています。私自身は、システム監査業務とアドバイザリー業務、どちらの経験も深めながら、キャリアの幅を広げたいと上司に相談したことが受け入れられ、現在の業務に従事しています。
また、異なる業界や領域の複数プロジェクトに、並行して参画できることも特徴と言えます。同じ部門の中でも担当業界、領域もさまざまなプロジェクトが進行していますので、新しい情報に対して常にアンテナを張ったり、能動的に自分からアクションを起こしたりすることで、チャレンジしたい領域に出会う機会や自ら新しい領域を切り開いていける機会がたくさんあります。このように、実際の業務を通じてさまざまなキャリアの可能性を感じられる環境であることも、働く職員にとってのモチベーションになっていると思います。
2013年度|中途入社
リスク・アシュアランス部
デジタル関連アドバイザリー
マネージャー
高木 円香
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。