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新卒で素材メーカーに入社し、海外・国内営業として予算策定、販売・納期・採算の管理、価格交渉などを担当していました。日々の業務を通じて、自分自身の力がより一層問われるような環境で力を付けたい、また、ある程度どこに行っても通用するようなビジネススキルを身に付けたいと思い、コンサルティング業界への転職を決断しました。
数あるコンサルティングファームの中からPwCコンサルティングに決めた理由は、「人の温かさ」でした。他のファームもいくつか受けましたがPwCコンサルティングの人が一番温かいと感じました。
どのファームの面接でも、ケース面接などを通じて、「なぜそう考えるのか」「その結果何が言えるのか」と、かなり深い思考・説明が求められましたが、PwCで面接していただいた方からは、鋭い突っ込みの中でも、「相手の良いところを深堀りして、その人のことを理解しよう」という印象を強く受けました。
また、入社してからも「人の温かさ」を実感しています。例えば、所属部門や従事しているプロジェクトが異なっても、困った時には親身になってアドバイスをもらえたり、相手の意見を尊重してより良い成果を出していこうというマインドが感じられたり、良い環境で仕事をできているなと感じています。
入社後は、“苦戦しかなかった”というくらい苦しみました。コンサルティング業界では当たり前だと思いますが、「仮説ベースで考える」「ゴールから考える」ということが、最初は全くと言っていいほどできませんでした。タスクの方向性がある程度決められたら、それなりに高速で走れたのですが、「自分で道筋を決めて走る」ということが最初は本当にできなかったです。
プロジェクトの上司や自分のコーチ*からは、「一挙手一投足を変える必要がある」とアドバイスをもらい、一から自分を作り直すという気持ちで訓練していくことを決めました。
* コーチ:全社員に割り当てられるキャリアに関するアドバイザー
「今、解くべき問いを立てること」「立てた問いに対して、自分なりの解を作ること」はプロジェクト活動やSolDev*活動を通して磨けられたと感じています。特にSolDev活動は、プロジェクトよりも非常に緩い段階のものや、抽象的な状態で議論するケースが多いので、良い訓練になったと思います。
* SolDev:Solution Development。クライアントへ提供する新サービスを開発すること
以前までは「問いそのものを与えられること」「“与えられた”問いの解を見つけること」に慣れ過ぎていて、私自身「正解探し」に陥っていた時期があったなと反省しています。プロジェクトワークでは、正解がないケースが99%だと感じています。そんな中で、さまざまな可能性・選択肢を考えに考え抜いて、「よし、これで行こう!」という自分なりの解を作り、それをクライアントに提案してOKをもらえたときは、根を詰めて考え抜いた甲斐があったなと思います。
私自身はコーチがいなかったら、途中で諦めていたかもと思うくらい、コーチにとても助けられてきたと思います。ピンチの際、自身としてはもうダメだと思ってコーチに相談すると、コーチも昔に同じような経験をしていたり、修羅場を経験してきたりしているので、乗り越え方をアドバイスしてもらえました。本当に心強い存在です。
また、助けてくれるのはコーチだけではありませんでした。あるプロジェクトで、プロジェクトのスコープ外のデジタルに関する専門的な質問をクライアントからいただいたことがあったのですが、私自身にはその領域の知見はなく、困っていました。そこで、過去に社内のデジタル関連のセミナーでご一緒したデジタル専門チームのメンバーに助けてもらったことがあります。何か困ったときにはその専門分野の人が社内のどこかにいて気軽に助けてもらえる、というのはPwCコンサルティングの強みだと思います。
ここ数年かけて、調達・購買領域に関しては、戦略策定から実行支援までを一通り経験してきました。今後は、サプライチェーン全体の視点を持ちながら、「専門性を深める」「領域を広げる」の両方に取り組んでいくつもりです。
PwCコンサルティング入社前は、これから自分の領域やスキルを広げていけるという期待を抱いていましたし、実際入社してみて、そうだなと実感しています。もし転職を迷われている方がいましたら、そもそも、「これが絶対的に成功を約束する道」というものは世の中に無いと思うので、「自分で選んだものを、自分で正解にする」というマインドで、ぜひ飛び込んでみていただけたらなと思います。