事業会社出身者だからこそ分かる、PwCアドバイザリーの魅力

PwCアドバイザリーにはさまざまなバックグラウンドを持つ職員が所属しています。公認会計士をはじめ、コンサルタント、金融業界や自動車業界出身者など、経歴は多種多様です。本稿では事業会社を経験後、次のキャリアとしてPwCアドバイザリーを選んだ3人に、PwCアドバイザリーを選んだ背景にある思い、そして事業会社出身だからこそ発揮できるスキルについて聞きました。

H.O.
Restructuring & Operational Improvementチーム。システムエンジニアなどを経験後、PwC Japan グループ内の数社で実績を積む。その後、総合インターネット企業を経て、再度PwCアドバイザリーに入社。現在はマネージャーとしてM&Aや組織再編などのアドバイザリー業務に従事。

K.F.
Infrastructure & Urban Renewalチーム。環境エネルギー関連の事業開発、発電所買収を経験後、PwCアドバイザリーに入社。国内再生可能エネルギー発電事業に係る、民間向けの融資や事業計画の作成支援に従事。

M.O.
Deals Strategyチーム。経営コンサルティング会社、IT系事業会社を経てPwCアドバイザリーに入社。現在は中期経営計画や事業/M&A戦略の策定支援、また経営の評価、課題抽出に従事。

事業会社での経験が、アドバイザリー業務に生かされる

H.O.
自社が主体となって製品やサービスを提供する事業会社と違い、アドバイザリー業は企業の経営課題を解決する仕事です。「これまでの経験が無駄になってしまうのでは」、あるいは「これまでの経験が通用しないのでは」と心配する人もいるかもしれませんが、実際そんなことはなかったですね。むしろ事業会社での経験は、アドバイザリー業務に携わる上でとても役に立っています。

K.F.
そうですね。私の場合、前職では再生可能エネルギー事業の案件開発やセカンダリーでの取得を担当していました。その経験は今では、再生可能エネルギーを扱うクライアントの案件で、実務レベルの細かいところまで気を配りながら伴走することに生かされています。

実務レベルというのは、例えば「除草・除雪を実施すべき回数は発電所ごとに異なる」といったことから「太陽光発電のパフォーマンス評価の際に日射量実績の多寡をどう考慮するか」といった内容まで、現場経験に基づいた意見が出せることです。

アドバイザーが、実務的な視点を踏まえた話をすることで、クライアントから信頼を得ることにつながっていくのかなと思います。

H.O.
私は前職で、Eコマースやフィンテックなどを手掛ける総合インターネット企業で経営企画を担当していました。経営企画は、経営層とやりとりしながらの仕事がメインとなるため、経営者の意向や課題に触れる機会が多くありました。この「経営者視点」は、PwCアドバイザリーで業務を行う上で、今でも役に立っていますね。

クライアントの経営層が何を課題と感じているのか、それを踏まえて次の一手をどうすべきかなどを常に想像しながら、クライアントと議論を進め、データを集めておくといった先回りの行動ができるのも、前職の経験のおかげです。

あるクライアントから「ここまで事業会社のことを理解して、貢献してくれるコンサルタントには出会ったことがない」という言葉を掛けてもらった時は、事業会社の経験を生かすことができたと実感でき、うれしかったです。

M.O.
私もH.O.さんと同じような部署に所属していたのですが、IT系企業の経営企画や事業開発が主な仕事内容でした。私の場合は、部署を横断して物事を取りまとめることが多かったので、ファシリテーション能力が身に付き、その経験は今のアドバイザリー業務に役立っています。クライアントの案件に携わる時、経営陣全員が最初から同じ方向を向いているかというと、実はそうではないことの方が多いため、社内全体の納得感を高めながら案件を進めるためには、ファシリテーションスキルは欠かせないなと感じています。

PwCアドバイザリーで磨かれるスキルとは

H.O.
お2人は、PwCアドバイザリーに入ってどのような専門的なスキルが身についたのでしょうか。PwCアドバイザリーの職員は、さまざまなバックグラウンドを持っている人がいますし、案件の幅も広いので、自分の成長を感じることも多いと思うのですが。

K.F.
そうですね。私はPwCアドバイザリーで仕事をする中で、クライアントの論点や課題を整理する力がグッと上がったと感じます。論点は何か、課題のコアは何か、そのためにはどのような手段があって何を選ぶべきか。さまざまな案件を経験することで、課題解決に向けた筋道を考え、提案できるようになったなと思います。

M.O.
PwCは国内メンバーファームだけでなく、グローバルネットワークを活用した連携がスムーズです。そのため、海外のPwCメンバーファームとの作業を通し、現地ならではの知見も得ることができ、自分自身の視野の広がりを感じました。

私は入社時から「課題解決の幅を広げる」という目標を掲げていました。案件を通して専門性の幅を広げられるだけでなく、グローバルな視点で考えられるまで成長できたのは、PwCアドバイザリーに入社したからこそだと感じています。

H.O.
私はどちらかというと、立場の変化から説得力のある意見を言えるようになったと感じたことがあります。

私は前職では、社長や役員などの経営層と接することの多い経営企画の部署に所属していたのですが、私はあくまで職員という立場だったので、「一職員の意見」を経営層に伝えるのに苦労しました。

しかし、PwCアドバイザリーという「経営課題を解決するプロフェッショナル」の看板を背負うことで、経営層と対等な立場で意見の交換ができ、信頼関係を築くことができます。社内の1人として意見を言う立場から、プロフェッショナルとして意見を求められる立場への変化は、自分にとって大きなやりがいにもつながっています。

事業会社出身者として、伝えたい思い

K.F.
アドバイザリーの経験がないことは決してデメリットではないと思います。むしろ、事業会社の経験があるからこその視点があり、気づきも提案できるというメリットがあります。PwCアドバイザリーには、それを受け入れ、サポートしてくれる職員もいます。1人で抱え込まずに仕事に挑戦していけるのは、私にとってとてもいい環境です。

M.O.
そうですね。私も以前は「アドバイザリーの会社はシビアでドライな人間関係なんだろうな」という勝手なイメージを持っていました。しかし、PwCアドバイザリーに入社してみると全く違うということに気づきました。フレンドリーで、お互いの可能性や挑戦したいことを応援し合う風土があります。他業種から飛び込んでも快く受け入れてくれるし、サポートしてくれるのがとてもありがたいです。

H.O.
人がいいというだけでなく、さまざまな分野で得意とすることが違うので、自分の得意分野でないところは他のメンバーにカバーしてもらえたり、そこから新たに学ぶことができるのはいいなと思います

M.O.
働きやすい環境が整っているという点も伝えたいです。忙しい業界で、休みをとれないのではと懸念している人もいると思います。実際、私も入社前にはそう思ってましたし。でも、実際に働いてみると、事業会社にいたころと変わらずに休暇を取得することができています。

K.F.
私も、案件がひと段落するとまとまった休みをとって旅行に行き、リフレッシュしています。

H.O.
仕事に集中すべきときは集中し、休暇中は思いっきり休む。そのメリハリをつけて、成長していけるのもPwCアドバイザリーの魅力かもしれませんね。

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