Technology & Digital Consulting

5つのチームで、それぞれの専門性を発揮
デジタルテクノロジーに精通したコンサルタント

Yamada
PwCコンサルティングのデジタルコンサルタント職は、専門領域の異なる5つのサブチーム（Technology Advisory Services／Data & Analytics／Digital Trust／Emerging Technology／Technology Laboratory）に分かれています。私が所属するTechnology Advisory Servicesチームは、いわばテクノロジーの“何でも屋”。クライアントが抱えるテクノロジー関連の課題に対して解決策を検討し、システムの導入、社内体制の変革、業務プロセスの策定などをサポートしています。私は農学部出身で、情報系を学んできた方々ほど高度な専門スキルはなかったので、ジェネラリストとして活躍したいと思い、テクノロジー全般をサポートするこの部署を希望しました。

Shioya
Technology Advisory Servicesが“何でも屋”だとしたら、私が籍を置くData & Analyticsは、データ分析・活用領域に専門性を持つチームです。データ分析やAI（人工知能）活用は近年のトレンドであり、クライアントからのニーズも高まっています。特に最近は、データ分析技術をとりあえず使ってみるという段階から、その技術を使って業務課題をダイレクトに解決することが求められる段階に差し掛かっています。そのため、これまで以上に業務の高度化・効率化を意識したコンサルティングサービスを提供することが重要です。私はデータ分析の案件に携わり、予測モデルの実装や業務への適用についてコンサルティングを行っています。

Zhou
私もData & Analyticsチームに所属しています。このチームのサービス領域は、大きく3つに分かれています。第1にAI活用に関する戦略と企画の策定。第2に、業務プロセスにおけるAI導入支援。例えば、SNSデータを用いた顧客の声の分析などが該当します。そして、第3にAIを活用する基盤の整備です。テクニカルスキルを高めるのはもちろん、データの分析技術や分析によって得た結果や、考え得る施策について、クライアントにわかりやすく伝えることを意識して業務に臨んでいます。

Yamaguchi
Digital Trustチームは、サイバーセキュリティとプライバシーの2つの軸でコンサルティングを行っています。クライアントがデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するにあたり、業務の安全性と信頼性を高めるための基盤を整えるのが私たちの役割です。プライバシーに関しては、欧州の個人情報保護規則であるGDPRなどの個人情報保護に係る法規制遵守対応支援などに関わっています。サイバーセキュリティはテクノロジーが目まぐるしく進化するため、早期にキャッチアップすることで専門性という社会的価値を獲得できるのではないかと思い、この部署を希望しました。

Yamashita
Emerging Technologyチームは、最先端技術の活用支援を中心としたチームです。特に「エッセンシャルエイト」（PwCグローバルの定めた最も重要な8つのテクノロジー）と呼ばれるIoT、VR（仮想現実）、AR（拡張現実）、ブロックチェーン、AI、3Dプリンター、ドローン、ロボティクスの技術について、既存のビジネスへの活用、新たなビジネスの開拓などを支援しています。最先端技術は海外が先行しているケースも多いため、楽しみながらグローバルな情報にキャッチアップしています。

Zhou
社会課題という観点では、ESG定量化ツールの開発プロジェクトに携わった経験が印象に残っています。ESGは企業の長期的な成長において、今もっとも重視されている要素であり、投資家からも大きな注目を集めています。
既存の評価支援ツールは、環境、社会のインパクト評価を重視していましたが、日本では財務のインパクト評価が求められるため、PwC Japanグループが開設したAI Lab、サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスとともに、ESG要素および関連する財務のインパクト定量化情報を抽出するツールを開発しています。

Shioya
私はPwC Japanグループの社会貢献および産学連携プロジェクトである、東京大学におけるAI経営に関する寄付講座の設立に携わりました。AIやデータ分析のビジネス活用について学生に解説し、世界で戦える経営人材を育成することを目的としています。
日本の競争力を維持するには、AIによる企業変革が欠かせません。これから社会に出る学生に、AIやデータ活用の基礎からビジネスにおける活用事例まで幅広く学んでいただくことは、社会的にも大きな意義があるでしょう。情報技術を学んできた理系の学生にはビジネス的な観点を、文系の学生にはテクノロジーに関する知見を養っていただけたらと願っています。

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