一人の職員の呼びかけから始まった 能登半島地震の復興支援活動
PwC Japanグループ内の法人の垣根を越えて、「輪島塗を継承すること」を軸に被災地の復興支援活動を行った4名が、プロジェクトの経緯や思い、その中で感じた自身の成長やxLoSの強みについて語りました。
“One PwC”としてサービスを提供。クライアントが持つあらゆる課題解決に向き合う
事業展開に即した最適な機能配置を設計するために有効な、ターゲット・オペレーティング・モデル（TOM）の導入や事業拡大ストラテジーの支援を行う4名が、プロジェクトへの向き合い方や、法人を越えて連携することによる強みを語りました。
PwC Japan有限責任監査法人
財務報告アドバイザリー部
シニアマネージャー
T.Yamamoto
PwCコンサルティング合同会社
テクノロジー業界コンサルタント
ディレクター
K.Nakatani
PwCアドバイザリー合同会社
コーポレートファイナンス部
ディレクター
N.Urano
PwC税理士法人
国際税務サービスグループ（移転価格)
パートナー
C.Takeuchi
フレキシブルな協業で、多岐にわたる
クライアントの課題解決に貢献
―本プロジェクトに携わるメンバーはどのような関わり方をしているか教えてください。
C.Takeuchi
PwC Japanグループにはクライアントの課題解決に最善を尽くすため、法人や部署の枠組みを越えて連携し協業するxLoSの文化が根付いています。私たち4人の所属する法人は異なりますが同じクライアントを担当し、1つのチーム、One PwCとしてサービスを統合し、ソリューションを提案、展開しています。
K.Nakatani
チームにはさまざまな専門領域の知見を有するプロフェッショナルが集まり、多岐にわたるクライアントの課題に向き合っています。私はクライアント担当のコンサルタントとして課題をお伺いし、税務系であればPwC税理士法人に、M&A系はPwCアドバイザリー合同会社に、会計系はPwC Japan有限責任監査法人に相談し、課題解決のためのプロジェクト体制の組成やソリューション導入に関わる提案などをチームと一緒に推進しています。
課題によっては複数のチームが連携してプロジェクトを進めることもあります。例えば、会計のプロフェッショナルであるYamamotoさんと税務のプロフェッショナルであるTakeuchiさんの各チームが連携する場合などです。さらにM&Aに関わる支援が必要となれば、Uranoさんが持つチームも加わるなど、フレキシブルに協業しプロジェクトを進めています。
PwC Japanグループでは、職位や部署、法人間の
垣根を越えたコラボレーション体制が充実。
だからこそ、挑戦できる
―プロジェクトで担当している役割と、入社後、どのようにして現在のスキルを身につけたのかを教えてください。
N.Urano
クライアントの事業拡大やノンコア事業の整理などの経営課題に沿って、さまざまなM&A案件を提案・支援し、企業価値の向上を支援しています。前職の監査法人では会計監査に従事していましたが、転職後にOJT（On the Job Training）を通じて、M&Aについて一から学びました。PwC Japanグループには人を育てる、教育する文化が根付いていることもあり専門知識がなくとも学べる環境が十分に整っていると感じました。
K.Nakatani
私は、クライアントの幅広い経営層、マネジメント層とのリレーションを活用しながら、さまざまな部門への課題ヒアリングに努めています。その課題を社内のクライアント担当チームに直ちに共有、連携し、解決のためのソリューション提供やプロジェクトをチームで検討します。
異業種からの転職だったことに加え、入社当時はコロナ禍だったこともあり、同じ部署のメンバーとなかなか対面で会うことができず……。不安でいっぱいでしたが、分からないことがあればチャットツールを利用して質問をするとすぐに返事がありますし、オンラインで1on1のミーティングをお願いするとみなさん快く引き受けてくれました。正直、入社前は「コンサルティングファームは、プライドが高い人が多く、敷居が高いのでは」と思っていたのですが、驚くほどアットホームで気さくな方ばかりで、そして助け合いの精神を持つ方が多いため、苦労することなくすぐに環境になじむことができました。
T.Yamamoto
私はクライアントの組織再編プロジェクトにおいて財務会計部門の課題を特定し、現状把握に基づき今後のあるべき姿に向けた施策を提示、実施に向けた支援を担当しています。私が新卒で入社した当時はあらた監査法人（現PwC Japan有限責任監査法人）が設立してまだ間もない時期だったのですが、スキルを身につける環境は十分に整っており、先輩方は知識や経験を惜しみなく教えてくれました。
それはこのプロジェクトにおいても同じことです。私の知見だけで解決できないときは他部署や他法人のメンバーに、気軽にチャットで相談して意見を求めることができます。PwC Japanグループにはお互いを尊重し、受け入れる文化があるので非常に働きやすい職場だと感じています。
C.Takeuchi
私はクライアントの事業展開や商流変更に合わせて国際税務・移転価格税制（※）に関するアドバイスを行います。TOMプロジェクトでは、ファイナンス・税務部門の課題を特定し、現状把握に基づき今後のあるべき姿に向けた施策を提示し、実施に向けた支援をしています。当チームのみなさんのお話にもあるように、入社直後は戸惑うことも多く、みなさんと同様の経験をしています。困ったことや分からないことがあれば職位や部門、法人の垣根を越えてサポートしてくれるのがPwC Japanグループの強みであり、魅力です。
※移転価格税制とは、国境をまたいだ関連会社間の取引価格を適正に設定することで、企業の所得移転や租税回避を防止するルールです。
“提案機会の種”が至る所に。
多彩なプロフェッショナルメンバーとの関わりが、
自分の成長へとつながる
―プロジェクトを通し、どんなところに成長を感じましたか。
T.Yamamoto
私は会計に関わる領域を専門に担当していましたが、xLoSにより多彩なプロフェッショナルのメンバーと触れ合うことで自分の領域以外の分野にも興味を持つようになりました。今はアドバイザリー的な目線でクライアントが持つ課題を見つけ、それをxLoSで他法人と連携し解決していくことに喜びを感じています。専門外の領域に挑戦することで新たな経験ができることが楽しいですし、今後もさまざまなアドバイザリー業務に関わっていきたいと考えています。
K.Nakatani
私は視野が広くなったと感じています。クライアントの課題を見つけるといっても、これまでは自分の専門とするIT領域内で課題解決に向け従事していましたが、One PwCとしての支援を通し、税務や財務経理、M&Aなどこれまで全く携わったことがなかった領域を学ぶことができます。例えば、クライアント訪問のヒアリングでは「これは税務領域で課題がありそうだからTakeuchiさんに相談してみよう」など「提案機会の種」を見つけられるようになりました。
C.Takeuchi
クライアントから専門分野以外の質問を受けても、xLoSによる連携により課題解決へのプロセスを提示することができます。一緒にプロジェクトを担当するメンバーの誰がどの分野の専門なのか頭の中に浮かびますし、もしこのチームに該当する専門家がいなくても、担当チームをすぐに紹介してもらうことができます。さまざまな分野のプロフェッショナルとプロジェクトを行うことは自分の成長にもつながりますし、何よりも、クライアントに対してより高いクオリティのサービスを提供することができます。
PwC Japan有限責任監査法人
財務報告アドバイザリー部
シニアマネージャー
T.Yamamoto
新卒であらた監査法人（現PwC Japan有限責任監査法人）に入社後、会計監査業務を経験。財務報告アドバイザリー部門に異動後はIFRS（国際会計基準）の初期導入や新会計基準の適用支援、IPO支援などに従事。現在は決算業務の早期化や業務効率化の支援に尽力する。
PwCコンサルティング合同会社
テクノロジー業界コンサルタント
ディレクター
K.Nakatani
新卒で外資系航空会社に入社。その後、IT業界に興味を持ち、複数の米国、欧州系のグローバルテクノロジー企業にて営業やアライアンス、ビジネスデベロップメントなどを経験。2021年にPwCコンサルティング合同会社に入社。大手日系テクノロジー、ICT（情報通信技術）企業のクライアントを担当する。
PwCアドバイザリー合同会社
コーポレートファイナンス部
ディレクター
N.Urano
新卒で監査法人に入社後、M&Aに興味を持ちPwCアドバイザリー合同会社に転職。クライアントの事業拡大やノンコア事業の整理など、経営課題に沿ってさまざまなM&A案件を提案・支援し、企業価値向上の支援に尽力。
PwC税理士法人
国際税務サービスグループ（移転価格)
パートナー
C.Takeuchi
新卒で事業会社に入社。海外子会社管理関連業務などを経て、PwC税理士法人に入社。クライアントの事業展開や商流変更に合わせて移転価格税制に関するアドバイスを行う。
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