メンバー・パートナー座談会

いつだってオープン&フラット
ともに歩み、ともに育っていく

PROFILE (インタビュー当時)

パートナーW

公認会計士/税理士
事業法人部
2005年入社

ディレクターI

公認会計士/税理士
事業法人部
2008年入社

シニアアソシエイトS

税理士試験科目合格者
事業法人部
2019年入社

アソシエイトA

税理士試験合格者
事業法人部
2021年入社

PwC税理士法人の業務は、パートナー、マネージャー、スタッフが1つのチームとなって進められます。その関係性は、あくまでオープン&フラット。互いにリスペクトし、支え合うカルチャーが根付いています。事業法人部の国際税務/ディールズタックス・グループでチームを組む4人が、PwC税理士法人の企業文化について語り合いました。

さまざまな思いを胸に一歩を踏み出す

WAさんは、お父さまが税理士をしていらっしゃるんですよね。

Aはい。実家で税理士事務所を経営しており、最も身近な社会人だったのが税理士である父でした。資格を活かして自律的に働く父の姿を幼い頃から見てきたことが、私が税理士を志望した理由です。

S早くから将来を見据えていたことは素晴らしいですね。私は前職がIT系企業の営業担当でした。もともと社交性の高さは自分の強みだったんですが、何らかの専門性を身に付けたら、より価値を提供できる人材になれるのではないかと思い、税理士へのキャリアチェンジを決断しました。

I勇気ある決断ですよね。私は高校卒業直前に同級生から「公認会計士という職業がある」と聞いたことが、この世界を目指したきっかけです。もっともその同級生は、そんな言葉はすっかり忘れていると思いますが。

Wそれぞれいろんな理由があっていいですね。私は子どもの頃からファッションが大好きで大学卒業後にアパレル業界に就職しました。ところが自分以上のアパレル好きの人材であふれていることに辟易していた頃、あるドキュメンタリー番組にインスパイアされて、社会に対する貢献ということを改めて考え、何かの分野のプロを目指そうと決心。幼い頃から数字が得意だったから、数字のプロは何かと考え、税務コンサルタントの道を志しました。

I転職された時、お子さんはまだ小さかったんですよね。

Wまだ幼稚園児でした。退路を断っての決断だったので、今振り返ってもわれながらよくやったと思うし、支えてくれた家族には感謝しています。

A初めて聞いたお話です。一念発起して新しい道に踏み出されたなんて、ワクワクしました。

柔らかでフランクなカルチャーに惹かれて

WIさんが入社した時はまだ学生でしたよね。初々しい姿をよく覚えています。

S2人はそれ以来のつきあいになるんですね。

A公認会計士を目指していたのに、どうして税理士法人を選んだのですか。

Iというより、PwC税理士法人だから入社したという方が正しいですね。監査法人や事業会社にも足を運んだけれど、PwC税理士法人が一番雰囲気が良く、面接も会話を楽しむ感じで好印象でした。学生だった自分を1人の人間として理解してくれようとする姿勢にも惹かれました。

Aよく分かります。税理士法人にはお堅いイメージがあったのですが、PwC税理士法人はとにかく“柔らかい”と感じました。

Sすごくフランクですよね。日焼けしたサーフィン好きなマネージャーが気さくに話しかけてくれたりして、大手法人の中で断トツに柔らかい雰囲気だと感じました。

W今日の座談会のテーマに通じることだけれど、フランクでオープンなカルチャーはPwC税理士法人の一番の魅力だと思います。私は会社説明会で代表と直接話ができたことが印象に残っています。仕事や趣味のこと、学生時代の思い出などとてもフランクに話してくれ、「こんな大きな法人の代表が、こんなに気軽に話してくれるなんて」と驚きました。入社後にも代表から直接「本当に来てくれたんだね!」と声をかけてもらい、こうしたカルチャーはとても心地いいですよね。

いつでも誰かが誰かに手を差し伸べている

IAさんは2年目を迎えて、仕事にはだいぶ慣れたのではないでしょうか。

A最初の1年を振り返って、だいたいの流れは見えてきました。しかし決算の申告書作成やワーキングペーパーの作成、税務相談の対応など、毎日目が回るような忙しさです。

I1年目から窓口としてクライアントと向き合うのは当社ならではだと思う。それはきっと成長につながりますよ。

WAさんの話を聞いて、私も新人の頃を思い出します。何も分からずにがむしゃらに過ごす中、当時のパートナーが「分からないことは翌日に持ち越さず、最初の3年間を頑張れば、必ず僕とも対等に話せるようになるよ」と言ってくれたことは大きな励みになりました。

S確かに場数を踏むのは大切でしょう。私も3年目に一気に成長できた気がします。

I後輩が忙しそうだったり、壁にぶつかっていると感じたら、企業文化として必ず誰かが手を差し伸べますよね。若手を決してほったらかしにしない。

S僕は異業種から転職したので、1年目は右も左も分からない状態でした。ある時、仕事がうまくいかず困り果てていたところ、後ろの席の先輩が「どうした」と声をかけてくれ、一番忙しい時期にも関わらず2時間も一緒になって考えてくれたんです。多忙な先輩で、かつその先輩には全く関係のない仕事だったにも関わらず。本当に、心の底から感謝しました。あの経験があるから、後輩が困っていたら今度は自分が全力で助けてあげたいと考えています。

I後輩に手を差し伸べる文化は、確かに引き継がれていると感じますよね。もちろん後輩から「助けてほしい」と言われて「No」と答える先輩はいないし。

A嬉しかったのは、新人のうちからパートナーの出席するさまざまなミーティングに参加させてもらえたことです。職階の違いを超え、同じチームの仲間として扱っていただき、感激しています。

Iパートナーだからといってアソシエイトが臆することもないし、アソシエイトだからと軽く見られることもないですよね。チームはパートナー、マネージャー、スタッフで構成されるけれど、縦の関係というより、役割分担された横の関係だと感じます。

W私たちもAさんと同じように育ててもらいました。みんなフラットなカルチャーに惹かれて入社したと言うけれど、その印象は間違ってなかったということですよね。

スケールの大きさ、チームの一体感がやりがい

WAさんは仕事のやりがいについてはどう感じていますか。

A税だけでなく、クライアントの事業も理解しなくてはならないことに難しさもありますが、それと同時に面白みも感じています。日本を代表する大企業の方々と接するだけでも勉強になります。それに、税について考えることが好きな人に囲まれている感じがして、楽しく仕事ができています。

Sスケールの大きい仕事ができるというのは、シンプルだけれどPwC税理士法人ならではの魅力の1つですよね。万が一ミスすると莫大な税額の誤りにつながるという緊張感はありますが、他のチームと一体となって取り組むことにやりがいを感じます。それに、部署の垣根が低く、ITチームや監査チーム、アウトソーシングチーム、PwCグローバルネットワークのメンバーファーム、各国の駐在員など、守備範囲が異なるさまざまな人と話すのはとても新鮮です。

IPwCが一体となって1つのクライアントにサービスするのは一番の醍醐味ですね。例えばM&Aでは財務アドバイザリーチームと協働しますし、税務オピニオンを作成する際にはPwC弁護士法人とも協力します。

W皆さんの言うとおり、大きな仕事ができる点はやりがいに通じます。私も新聞の一面に載るような案件をやりたいと思って入社しましたし、実際に「やらせてほしい」と手を挙げたら大きな仕事のチャンスを与えてもらいました。年齢、キャリアに関係なく、本人の志を尊重してくれるから成長も速いのだと思います。

自分の成長が組織の成長につながる

Wでは最後に、皆さんの今後の目標を教えてください。

I後輩たちが多様な経験を積み、自立できるよう、自分自身の知識・経験を共有していきたいと思います。人を育て、PwC税理士法人全体の成長につなげていきたいですね。

A私も自分なりにPwC税理士法人を盛り上げていきたいと考えています。それには業務の幅を広げて早く一人前の税務プロフェッショナルになり、誰からも信頼される人材に成長したいです。

S私も会計領域や英語案件なども含めて、自分のフィールドを広げていきたいですね。あとはWさんやIさんのように、僕もぜひ海外駐在を経験したいです。

Wそのチャンスは多いからぜひ挑戦してほしいですね。

I海外で仕事をすると、誰にも頼らずに1人で生きていく自信や力がつくと思います。人生においてとても価値ある経験になるのは間違いないと思います。

W私が今も思い出すのは、やっぱり入社前に説明会で会った代表の姿や、入社後間もない時期にクライアントミーティングでご一緒させてもらったパートナーや先輩社員の立ち居振る舞いです。とても輝いて見えて、シンプルに「自分もこういうプロフェッショナルになりたい」と憧れたものです。これからは自分がそんな存在になり、後輩から目標にされたら嬉しいですね。それが、ここまで育ててもらったことへの一番の恩返しだと思っています。