従業員インタビュー

自分の価値は自分で高めていくそんなアグレッシブさを尊重する風土がある 税理士試験合格者
事業法人部 アソシエイト
2021年入社 (インタビュー当時)

プラスαの強みを得るために税理士に。そして税理士としてさらにプラスαを身に付けるために国際税務・M&Aの領域へ。手を挙げれば新しいことに挑戦させてくれるカルチャーが、成長を強く促してくれます。

PROFILE
大学の学部在学中に税理士を目指そうと決め、大学院在籍時は修士論文を執筆しながら受験勉強に取り組む。PwC税理士法人のフラットなカルチャーに惹かれて入社。申告書作成業務のほか、入社1年目から税務コンサルティング業務にも携わる。

AI時代だからこそ求められる税理士に

税理士を目指そうと決めたのは、大学4年生の時でした。それまでの私は海外志向が強く、海外留学も経験しました。しかし就職について考えた際、英語だけでは不十分であり、新たな武器となるハードスキルを身に付ける必要があると思ったのです。

もちろん、留学経験は無駄ではありませんでした。留学先のオーストラリアの大学では、何をするにも自分で決め自分で動かなくてはならないという生活を1年間送った結果、自らチャレンジする姿勢が身に付いたと思います。

将来に向けて税理士という一歩を踏み出そうと決断したのも、そうした主体性やアグレッシブさの表れなのは間違いありません。

私の父は関西で税理士事務所を開業しています。経営者であるクライアントと向き合い、サポートする父の姿を目にして育ってきたことで、高い視座で人と関わり合うことへの憧れがありました。

その父に私も税理士を目指すと報告したところ「AI時代を迎えて税理士全体が逆風の中にあると言われているが、自分ならではの強みを持ち、それを活かしたコンサルティング業務ができれば十分に活躍できる可能性がある」と背中を押してくれました。そして、PwC税理士法人は、税理士のファーストキャリアとして最適の法人だと喜んでくれました。

ある日のスケジュール
終業後の自学習を日課に
9:30 始業。各業務の納期や進捗状況、上司から受けたレビューを確認し、1日の業務スケジュールを決める。
10:00 午前中はメールの返信や請求書・契約書の作成など、簡単かつ緊急度の高い作業を優先的にこなしていく。
11:00 チームメンバーとミーティング。進捗を共有し、To Doを確認する。
12:00 昼食。在宅時はコンビニに軽食を買いに行ったり、デリバリーを注文したり。
13:00 申告書作成業務。クライアントから預かった資料をもとに、論点を洗い出していく。
15:00 国際税務のコンサルティング業務。海外スタッフと連携しながら論点について整理し、レポートを作成する。
17:00 作成した申告書やレポートのレビューを上司に依頼する。1日の業務の進捗状況を振り返り、翌日のスケジュールを確認する。
18:00 終業。その後は最低1時間を税務や語学の勉強など、自己研鑽の時間に充てるようにしている。

新人も税務コンサルティング業務に携わる

大学院で税法に関する研究活動に打ち込む中で、新たな取引形態の増加や取引のクロスボーダー化により、国際課税やM&Aの分野でさまざまな税務問題が発生していること、そしてそれら高度な税務問題に対応できる人材へのニーズが高まっていることを知りました。

そうした人材になるためには、国際税務やM&Aに関する知見が豊富に蓄積され、常に最先端の論点に携われる環境が必要だと考えました。私が大手税理士法人を志望することになったのは、必然のことでした。日本を代表する大企業をクライアントとしていること、グローバルネットワークを有していることも、大きな魅力でした。その中で選んだのが、PwC税理士法人だったのです。

入社後は申告書作成業務などの税務コンプライアンス業務を中心に、国際税務やM&Aに関する税務コンサルティング業務にも携わっています。後者については資料を確認・整理したり、レポートのドラフトを作成したり補助的な業務が中心ではあるものの、その高度な専門性に圧倒され続けています。

大学院で税法を学んできたといっても、現実のビジネスは机上の学問とはやはり異なると感じます。

この圧倒的な壁を実感したことで私のモチベーションは一気に高まり、何としてでもこの領域での税務プロフェッショナルになってみせるという思いを強くしました。

組織のフラットさは想像以上だった

私が大手税理士法人の中でPwC税理士法人を選んだ一番の理由は、そのフラットなカルチャーにありました。インターンシップに参加した際、パートナーとスタッフが同じ目線で会話している姿を目の当たりにし、その距離の近さに驚きました。

さらに、入社してみたらそのフラットさは想像以上でした。例えばチャットでのやりとりにしてもパートナーが気軽に言葉を返してくれます。そういった良い意味でのカジュアルさは仕事のスピードに反映されていると思いますし、同時に自分の意見の伝えやすさにもつながり、私の成長を促していると感じています。

現在はリモートワークが中心であるため、対面でのコミュニケーションを取りづらいのは事実です。そのため、PwC税理士法人ではコミュニケーションの活性化を図るために、さまざまな職階のメンバー10人程度のスモールグループがいくつも組成され、定期的にオンラインでのミーティングが行われています。ここでは事務連絡に加えて、プライベートな話題などの雑談も交わされています。

廊下ですれ違った上司と立ち話をするような気軽さがあり、私にとって大切な時間となっています。こうした機会が用意されているのも、PwC税理士法人のフラットさの表れでしょう。

常に新しいチャレンジを促してくれる

入社して1カ月程たった頃、ぽっかりと仕事が空いてしまったことがありました。新人を日常的にサポートしてくれるバディに軽い気持ちでそのことを話したら、返ってきたのは「それなら税務デューデリジェンスを手伝ってみないか」という言葉。入社して間もない私に、このように気軽に新しい仕事にチャレンジさせてくれることに驚きました。

経験の浅い新人に仕事を任せることは、かえって手間がかかり、負担となる可能性すらありますし、万が一のミスにつながるリスクもあります。そんなマイナス面を気にすることなく新しい挑戦をさせてくれたことに感謝しています。手を挙げる若手にはどんどんチャレンジさせようという文化が根付いているのでしょう。

現在は税務コンプライアンス業務が中心ですが、今後は徐々に税務コンサルティング業務の比重が増えていくと思います。専門性を磨いていくと同時にマネジメントスキルも学び、マネージャーとしてチームを管理する立場を目指していきます。

また、海外出向にもぜひチャレンジしたいと思います。PwC税理士法人の海外出向では、現地の戦力として期待されながら働くことができます。その分甘くはないのですが、厳しいからこそ本物のスキルを磨けるのは間違いありません。大きなチャレンジが、この先も待っています。