パートナー, PwC Australia
M&Aアドバイザリー トランザクション部門
2000年、中央青山監査法人(旧PwCメンバーファーム)に入所。2010年、PwCオーストラリアに赴任し、現在、日豪M&Aアドバイザリーチームリーダーを務める。シドニー・メルボルン・ブリスベン・パース等の主要都市にスタッフを配し、各都市や各サービスラインおよび各国オフィスのプロフェッショナルと連携しながら、売り手・買い手サイドのリードアドバイザー業務、マーケット調査、オフィス設立支援、コマーシャル・財務デューデリジェンス、価値評価・財務モデリング支援、パーチェスプライスアロケーション等、幅広く業務を提供している。慶應義塾大学卒業。
近年、日本企業によるオーストラリア企業に対するM&Aが大きく増加しています。豊富な天然資源を有するオーストラリアでは、従来、マーケティング・オフテイクを確保するためのM&Aが多く公表されていました。しかし、日本国内の人口減少と高齢化を背景に、多くの産業で国内市場が縮小する中、近年はオーストラリアを消費マーケットとしてターゲットにしたM&Aや、地理的収益源の多様性を求めるM&Aも多く公表されています。他国・他地域における先行きの不透明感が強まる結果、オーストラリアへの進出/投資という選択肢の魅力が相対的に上昇し、今後もさらにM&Aが増加すると予想されます。私どものご支援が、貴社のオーストラリア戦略の一助となれれば幸甚に存じます。