井口 弘一
チーフ・コンプライアンス・アナリスト, PwC Japan有限責任監査法人
専門分野・担当業界
コンプライアンス、マネー・ローンダリング／テロ資金供与対策（AML／CFT）、反社会的勢力・金融犯罪対応、コンダクトリスク管理
略歴
国内大手銀行で28年間にわたり、調査・企画畑を専門に歩み、産業調査・企業調査、経営企画部などを経て、AML（アンチ・マネー・ローンダリング）黎明期にAML専担部署を立ち上げた経験を有する。その後、金融犯罪対策や顧客保護推進、経営監査の実務企画責任者を歴任し、全国銀行協会（全銀協）／マネー・ローンダリング問題検討部会にて、FATF（金融活動作業部会）第3次相互審査後の当局への提言業務、法改正議論を主導したほか、全銀協／金融犯罪対応等検討部会の民間銀行責任者として業界全体の対策の企画立案、当局折衝を長期にわたって牽引。
その後、海外大手銀行の日本法人のコンプライアンス統括責任者に転じ、AML対応や反社対応を含むコンプライアンス全般の管理態勢の制度設計・構築を担う。
PwCあらた有限責任監査法人（当時）入所後は、長年の大手銀行での経験をもとに、AML、反社会勢力対応を中心にコンプライアンス全般に関する提言業務、調査業務を担当するほか、取材対応や対外向け情報発信にも従事。
執筆・講演
- 寄稿「主要国のFATF第4次相互審査結果から読み解く日本への示唆」（『週刊 金融財政事情』2021年7月27日号 一般社団法人 金融財政事情研究会）
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