菅原竜二

PwCインドネシアパートナー, PwC Japan

PwC 日系企業支援ネットワーク
東南アジア・オセアニア地域　税務共同統括責任者

略歴

1999年から2001年までPwC米国のサンフランシスコ事務所に勤務。大手会計法人に移籍し、日本、韓国、シンガポール各国の事務所での勤務を経て、2013年にインドネシアの日系企業の移転価格問題の本格的な解決を目指しPwCインドネシアに参画。

さまざまな業種の移転価格税務調査対応、移転価格争訴サポート、各国税務当局との事前確認・相互協議支援、移転価格ポリシー策定などのプランニング、移転価格文書化について豊富な実務経験を有し、主に本社、地域統括会社、現地法人の包括的な観点から企業の直面する移転価格税制の問題の解決に取り組んでいる。

インドネシアにおいてはジャカルタジャパンクラブ（JJC）の課税委員会の専門家委員として移転価格税制問題を中心にインドネシア政府に対して税務問題の意見を具申し、またセミナーなど通じて現地日系企業へ税務に関する情報の発信を行っている。

JJC主催のインドネシアにおける税務執行に対する日系企業のベストプラクティスや移転価格税制のテクニカルな観点に関するセミナーなど、インドネシアを中心にシンガポール、日本にて毎年数多く実施している。月刊「国際税務」などへの寄稿も多数。　

PwCグローバルネットワークの東南アジア・オセアニア地域7カ国（インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピン、オーストラリア）のメンバーファームによる日系企業支援ネットワークの税務共同統括責任者として、域内での情報発信やクロスボーダーでの価値の提案を積極的に推進している。