EVを軸とした事業革新のモデル構築・実行支援

e-Mobility Value Chain Innovation

気候変動リスクの深刻さが取り上げられ、脱炭素社会実現にむけて各国で「2030年CO2半減」の号令がかかりつつある中、自動車産業もEV化に舵を切らざるを得ない状況となっています。そうした中で自動車メーカー(OEM)、自動車部品メーカー、モビリティサービス事業者、インフラ事業者(電力・通信など)に代表される事業者はEV市場拡大に伴う業界構造変化への対応を迫られています。EV事業の成功のためには、既存事業とは異なる構造へと変革すること、そして多様な要求や変化に対してスピード感を持って対応していくことが求められます。

EV事業拡大に伴う構造変化の例を示します。

生じる変化の 例

EV化に向けたグランドデザインの方向性

日本ではEV化の一定の推進が避けられないことから、5つの変革が求められています。EV事業の変革にあたって、改めてEVがもたらすインパクトを検証し、どのようなアプローチを取るべきかを検討すべきタイミングに差し掛かっていると言えるでしょう。

BEV 新価値の提供

EV新価値の提供

  • EVは、社会・事業者・消費者(コミュニティ)の視点でどのような新価値を提供するか?
  • 結果として形成される将来像・将来サービスは?
BEV 保有・利用体験の刷新

EV保有・利用体験の刷新

  • EV化に伴う保有・利用体験(販売~アフターサービス)刷新の必然性は?
  • 先進事例から見る新たな保有・利用体験の兆しは?
  • 日本におけるEV保有・利用体験の方向性は?
BEV 商品・サービスコンセプトの再興

EV商品・サービスコンセプトの再興

  • EVの主たるユーザー(事業者・消費者)・使われ方のパターン・セグメントは?
  • 上記における価値訴求に向けた商品・サービスコンセプトは?
エコシステム型 BEV企画開発の加速

エコシステム型EV企画開発の加速

  • 商品・サービスコンセプト具現化に向けた企画・開発体制の在り方は?(水平分業 vs. 垂直統合)
  • 車両・バッテリーのライフサイクルアセスメントへの対応、サーキュラーエコノミー形成など、真に環境負荷低減を図る仕掛けは?
BEV 新産業論

EV新産業論

  • 新たなEV産業における主要プレイヤーの顔ぶれは?
  • 既存プレイヤーに迫る危機と取り組みの方向性は?

EV事業化のためのソリューション

PwC Japanグループは、業界動向の変化により生じる日本特有の課題やニーズに対する深い理解に基づく独自のアプローチとソリューションにより、EV事業のビジネスモデル構築から事業化までを一貫してサポートします。

EV事業化のための PwCソリューション

EVに伴う新ビジネスの事業化支援

幅広い業種・企業間のリレーション構築(エコシステム構築)や、実証実験から事業化に至る取り組みを一貫して支援します。

EV に伴う新ビジネスの事業化支援

インサイト/ニュース

20 results
Loading...

日本の強みを生かした新産業創造の必要性(前編) 採るべき戦略はマルチパスウェイ。多様化するエネルギー利用のなかで、水素エンジンが持つ役割とは

京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。

日本の強みを生かした新産業創造の必要性(後編) 国内二輪車メーカー4社が、水素エンジンの技術研究組合を組成。見据えるのは、産官学・サプライヤーとの連携

京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。

Loading...

主要メンバー

藤田 裕二

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

水田 大哉

マネージャー, PwCコンサルティング合同会社

Email