
日本の強みを生かした新産業創造の必要性(後編) 国内二輪車メーカー4社が、水素エンジンの技術研究組合を組成。見据えるのは、産官学・サプライヤーとの連携
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。
自動車業界を取り巻く外部環境は常に変化しています(BEVシフト、LCA、SDV、各種法規制・規格など)。環境変化に対応するために多くの自動車OEMやサプライヤ―が、プロセス改革、新規事業、新市場進出、技術開発など変革の必要性を認識しています。しかし、変革への第一歩となる業界・他社動向調査、ベンチマーク調査、市場調査、将来技術動向調査などについて社内に調査ノウハウが十分でない企業は多く存在します。
PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)ではそのような企業に対してテーラーメイド型の調査を支援します。また、その先の実行に向けた施策策定も支援します。
PwCコンサルティングが提供する調査支援は、テーラーメイド型の調査です。自動車業界の各専門性が高いメンバーが調査目的やゴールを正確に把握した上で、依頼企業とともに調査の詳細内容すり合わせを行います(Step1,2)。
PwCネットワークを活用し、国内だけでなく海外も含めて適切な有識者(専門人材や実務者)やデータベースにアクセスして情報を取得します(Step3)。調査が進むと、目的・ゴールのために深堀すべき調査内容がさらに明確になる場合があります。クライアントとのディスカッションを通じて調査内容修正を行い、調査を重ねます(Step3)。そして調査結果に基づき、考察・示唆出しを行います(Step4)。
最終報告では調査結果の報告に加えて、次ステップに向けた提言も提示します。
PwCの強みは、豊富な調査実績やそれにより蓄積された仮説検証ノウハウを有していることです。またグローバルネットワークを活用し、価値ある情報、クイックな仮説検証、実行を見据えた示唆・提言を提供できます。総合コンサルティング企業特有の豊富な人材が“調査から実行まで”を担うことで、シームレスな支援が可能です。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。
本書では、SDV(ソフトウェア定義車両、Software Defined Vehicle)とは何か、今後何をすべきかを検討いただく一助として「SDVレベル」を定義し、SDVに関するトピックや課題を10大アジェンダとして構造分解して、レベルごとに解説しています。(日経BP社/2025年4月)
2025年の産業・サービス分野におけるM&A活動は、企業がポートフォリオの拡大、再編、洗練に向けた取り組みを強化していることから、成長へ向かうことが見込まれます。