
TISAXの対象範囲の広がり―TISAX VCS 車両サイバーセキュリティ
自動車のデジタル化やサプライチェーンの複雑化などにより、自動車産業のサプライチェーン全体でサイバーセキュリティに対する要求が高まっています。今後リリースされる予定のTISAX VCSについて、確認項目の概要やISO/SAE 21434の要件との関連性について解説します。
昨今の自動車業界におけるサイバーセキュリティ脅威の増大、自動運転による車載システムの大規模・複雑・高度化、顧客ニーズの多様化・目まぐるしい変化などを背景に、市場でセキュアかつ安全にソフトウェア更新を実施するためのUN規則、UNR156(SUMS)がWP29(自動車基準調和世界フォーラム)で採択され、2022年7月より適用開始されました。また、関連する国際標準規格として、ISO24089が2022年2月に発行されました。これにより各自動車メーカーならびにサプライヤーは、WP29 SUMS/ISO24089に準拠したソフトウェアアップデート活動を実施することが求められます。
「WP29 SUMS/ISO24089 無料クイックアセスメントサービス(以降、本サービス)」は、自動車メーカーおよびサプライヤーにおける、WP29 SUMSやISO24089への対応状況をアセスメントするサービスです。自社のソフトウェアアップデート活動に関する設問にご回答いただくことで、第三者視点でのアセスメント結果を、ご回答日から5営業日以内を目安にご提示します。本サービスを通して、自社のソフトウェアアップデート法規/国際標準規格への対応状況を把握いただき、社内におけるソフトウェアアップデート活動の推進にお役立ていただければ幸いです。
入力情報として、お申込者様には20問程度の設問にご回答いただきます(所要時間10分程度)。入力情報(設問)は、自動車メーカー向けとサプライヤー向けでそれぞれご用意しています。ご回答いただいた設問に基づき、PwCでアセスメントを実施し、対応できている項目、今後対応が必要な項目、および推奨対応事項をご提示します。
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