メディカルヘルスデータガバナンスの支援

メディカルヘルスケアDX/Med-Techの加速化に向けて

あらゆる分野でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、ヘルスケア分野においても、AIアルゴリズムを用いて医療、介護、健康などに関するメディカルヘルスデータを利活用するプラットフォームビジネスなど、さまざまな新規サービスの展開が検討されています。

一方で、こうしたメディカルヘルスケアサービスを正式リリースにつなげ、安心安全に拡大していくためには、ELSI(ethical, legal and social implications)の観点から、ガバナンス上のさまざまな課題に対応することが不可欠です。

これらのガバナンス整備は、取り組むタイミングが遅くなるほど、手戻りが発生した際の労力が大きくなります。そのため、トラスト・バイ・デザインのコンセプトに基づき、サービスの企画段階からガバナンス整備に取り組むことが必要です。

またデジタルサービスにおいては、ユーザーや関連組織などサービスを取り巻くステークホルダーとのコミュニケーションが重要ですが、機微性の高いプライバシーデータであるメディカルヘルスデータを取り扱うデジタルサービスでは、特に確実な対応が求められます。

PwCではメディカルヘルスデータを利活用したサービスの開発・運営におけるガバナンス強化をさまざまな観点からサポ―トし、ステークホルダーとのコミュニケーション強化を支援します。

メディカルヘルスデータ二次利用に伴うELSIガバナンス支援

機微性の高いメディカルヘルスデータの二次利用に際しては、ELSI的な観点で対応すべき課題が多々あり、それらを踏まえた事前のビジネス設計が不可欠です。こうした要件の検討・対応が不十分な場合、ビジネス上のリスクのみならず、コンプライアンス違反といった企業全体としてのレピュテーションリスクを抱えることにつながりかねません。

PwCは、メディカルヘルスデータを二次利用するビジネスに求められるELSIガバナンスの整備を通して、ビジネスの目的達成を支援します。

国内医療情報セキュリティに関する提言
――ランサムウェアリスクに直面する国内医療機関が優先すべきセキュリティ対策とは

PwC Japan有限責任監査法人は「3省2ガイドライン」のセキュリティスコープを検討し、国内の医療機関におけるセキュリティ対応上の共通課題を考察しました。さらに、その結果に基づき、日本マイクロソフト株式会社とともに、ランサムウェアリスクへの対策を検討する上で、特に「未然防止」の観点で重要となる技術的な対策について、提言しています。

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主要メンバー

宮村 和谷

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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江原 悠介

ディレクター, PwC Japan有限責任監査法人

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