半導体イニシアチブ

世界に張り巡らされたPwCグローバルネットワークを生かし、半導体業界における「共走・融合・協調」を推進。新しい“超デジタル時代”に向けた技術革新と事業創造を支援します。

半導体業界が取り組むべき課題

AI向け半導体市場の急成長、後工程技術の重要性の拡大、地政学リスクの高まり、主要国での積極的な企業誘致などに直面する半導体企業は、以下のような課題に適切かつ迅速に対応することが求められています。

  • 米国・インドなどの新市場攻略に向けた調査、パートナー選定、参入戦略の立案
  • 最適な投資先や参画先(組合、コンソーシアム、大学など)の選定
  • R&D支援や工場誘致などの公的支援を活用した開発・生産体制の最適化と代替地域の選定、補助金などを活用したROIの向上

こうした対応を通じて競争力を強化するためには、適切な外部パートナーを世界規模で探索することも不可欠です。

PwCのアプローチ

PwCコンサルティングは、PwCグローバルネットワークや多様な人材とその知見を生かして、個々の企業の変革に加え、グローバルでの企業間連携(企業間コーディネーション)、産学官連携を支援し、半導体業界の技術革新と事業創造を促進します。

グローバル連携

  • 日系半導体企業がグローバルで連携し、進化するための支援

産官学連携

  • 半導体事業復活、産業振興・新産業創出、人材育成等を目的とした産官学連携の支援

個別企業向けコンサルティング

  • 半導体企業の個々の変革、技術革新と事業創造の支援

PwCのサービス 

PwCコンサルティングは半導体企業に対し、世界各国の政策や動向をもとに、事業・製品ポートフォリオマネジメントや技術戦略、生産戦略といった戦略的課題への取り組みとして、Time to Marketの短縮化、サプライチェーンの最適化などオペレーション改革の伴走支援、内部統制・ガバナンスの強化、さらには情報システム基盤の構築、サイバーセキュリティ対策など、幅広いサービスを提供します。

取り組むテーマ コンサルティングサービス

海外の新地域(北米、インドを含むアジアンパシフィックなど)への参入および半導体エコシステムの構築

  • 要投資額から逆算する各国政府からの必要な補助金額を含めた参入戦略の策定
  • 新規参入国における既存エコシステムの再現、およびコスト作りこみのためのローカルベンダーシフト計画作成

半導体関連プレーヤーの日本誘致およびマッチング

  • 官公庁と連携した半導体企業を中心とする街づくり支援および外資誘致

半導体エコシステムを活かした新規事業開発

  • 学術機関の保有するIPを活用した新規事業開発など

製品・ポートフォリオの投資計画の策定

  • 需要予測・製品別連結推計利益などに基づく必要生産キャパシティの推計
  • 製品ポートフォリオおよび各製品に対する投資シナリオ(生産能力拡大含む)と投資計画の策定

利益性の高い製品ポートフォリオへの転換およびその維持

  • 製品別連結実際利益に基づく継続判断
  • 低利益率製品カテゴリーの販売チャネルカーブアウト(商社チャネルへの総委託化など)

競争力強化に向けたエコシステムの再編

  • 個社MAおよび業界再編MA支援

主要メンバー

内村 公彦

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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村田 俊博

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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酒井 健一

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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田 洪涛

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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登島 隆

マネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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インサイト/ニュース

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産業TREND/経営リーダーの論点 ファウンドリーの顧客獲得戦略――技術の“金の卵”で新興育成

持続的に成長が見込まれる半導体業界ですが、世界中で工場が新設され供給過剰に陥る「2024年問題」などのリスクも予想されています。そのために重要となる半導体受託製造(ファウンドリー)の顧客獲得戦略などについて解説します。(日刊工業新聞 2025年2月27日 寄稿)

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