スキルファースト

スキル最優先のアプローチが、より包括的で公平な労働市場を構築する

PwCは、世界の労働市場のあり方をスキルファーストに変革しようと推し進める世界経済フォーラムと協働し、本レポートにおける分析業務を支援しました。

Putting Skills First: Opportunities for Building Efficient and Equitable Labour Markets(PwC仮訳:「スキルファースト:包括的で公平な労働市場を構築する機会」)」は、企業が個人の資格や職歴ではなく、特定の役割に対応するスキルやコンピテンシーに焦点を当てることによって、労働市場におけるスキル不足と人材不足をグローバルレベルで解消できる可能性を強調しています。

本レポートの概要:

  • スキルファーストの考え方が、雇用主と労働者の双方にとって最も有効な解決策となりうる機会を具体的に説明しています。
  • スキルファースト・アプローチを適用するうえで成功要因となるポイントについて解説しています。
  • (世界経済フォーラムによって組成された、独立した専門家チームが選んだ)スキルファーストの代表的な事例を交えることで、概念をより分かりやすく説明しています。

「レジリエントで生産性の高い労働市場をつくれるかどうかは、労働力不足という課題にフォーカスし、スキルギャップの解消と、『未来の仕事』に必要なスキル開発のサポートをできるかどうかにかかっています」

Peter Brown,グローバル・ワークフォース・リーダー、PwC英国 パートナー

本レポートは、前回の「スキルを最優先に:行動のためのフレームワーク」(英語版)で示した、最高経営責任者と政府のための首尾一貫したフレームワークをベースにしています。加えて、実際にスキルファーストの文化が根付き、そのメリットを享受している企業の事例を紹介しています。

Skills-first framework graphic

Putting Skills First

Opportunities for Building Efficient and Equitable Labour Markets (January 2024)

※日本語版レポートは後日公開の予定です。

「スキルファースト・アプローチは、持続可能な経済、ビジネス、社会にアウトカムをもたらします。新たな人材プールにアクセスして今日のスキル不足と人材不足に対応することは、ビジネスモデルの刷新を可能にし、収益の拡大、雇用の創出、よりインクルーシブな雇用機会の創出を促します」

Bhushan Sethi,PwC米国 Strategy& プリンシパル

スキル不足という全世界が直面する課題への挑戦

PwCは2030年までに10億人により良い教育、スキル、経済的機会としての仕事の提供を目指す、世界経済フォーラムの「リスキル革命(Reskilling Revolution)」の創設メンバーです。

主要メンバー

佐々木 亮輔

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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