重要インフラプラント業界におけるOTセキュリティ最前線(JGC)

2022-11-08

巨大プラントや大規模製造工場では、何よりも「安全性」が優先されます。OT(Operational Technology:制御・運用技術)のメンテナンスの不備によって機械が誤作動を起こせば、人命を脅かす大事故を引き起こしかねません。高度な安全性を維持し、さまざまなセキュリティ対策を徹底することは、重要インフラ業界にとっては大命題です。さらに近年は、OTとITを融合させ、運用管理の効率化や生産性向上を目指す取り組みも始まっています。最新デジタル技術の活用は、デジタルツインの実現などが期待できる反面、外部ネットワークとの接続が前提となるため、これまでとは全く異なるサイバーセキュリティ対策を講じる必要があります。しかし、製造現場にはサイバーセキュリティ対策の専門家が少なく、十分な対応を取れていない場合も多いのが現状です。

本稿では大規模プラントの建設プロジェクトをグローバルで展開する日揮グローバル株式会社(JGC)のプリンシパルエンジニアである武藤恒司氏と竹内陽祐氏をお迎えし、プラントのエンジニアリング事業におけるOTサイバーセキュリティの「今」について伺いました。またOTセキュリティ対策の変遷をはじめ、その背景や現場が直面している課題、その解決に向けたアプローチなど、OTセキュリティに今後取り組むうえで重要なポイントについて議論を深めました。

(本文敬称略)

対談者

日揮グローバル株式会社 プロジェクトソリューションズセンター
エンジニアリング本部 電気計装システム部
プリンシパルエンジニア
武藤 恒司氏

日揮グローバル株式会社 プロジェクトソリューションズセンター
エンジニアリング本部 電気計装システム部
プリンシパルエンジニア
竹内 陽祐氏

PwCコンサルティング合同会社 ディレクター
上村 益永

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー
木佐森 幸太

(左から)木佐森 幸太、武藤 恒司氏、竹内 陽祐氏、上村 益永

(左から)木佐森 幸太、武藤 恒司氏、竹内 陽祐氏、上村 益永

主要メンバー

上村 益永

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

木佐森 幸太

マネージャー, PwCコンサルティング合同会社

Email

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