次世代セキュリティマネジメントモデル~メトリクス実運用に向けたデータ標準化の動向

2023-04-17

セキュリティメトリクスを実装するにあたっては、「データ取得の実現性」が課題の1つとなっています。この課題の解決に寄与する「データ標準化」の動向について、近年の事例を踏まえながら解説します。

次世代セキュリティマネジメントの実現に向けた道のり

次世代セキュリティマネジメントモデルのコンセプトおよびモデルを構成する技術・ツールについての議論が近年国内外で活発に交わされており、特にセキュリティメトリクスの実装に必要なデータを取得・加工する方法に注目が集まっています。

次世代セキュリティマネジメントモデル第4回~セキュリティメトリクスとダッシュボードの実装」で紹介したとおり、セキュリティメトリクスを実装するにあたっての課題としては「データ取得の実現性」と「行動につながるスキーム設計」の2点がありますが、「データ取得の実現性」の課題解決に向けては、データを標準化する動きが見られるようになってきました。これにより、次世代セキュリティマネジメントモデルへの変革はより多くの企業にとって現実的な目標として認知されていくと考えられます。

図1. セキュリティメトリクス実装の課題

執筆者

上村 益永

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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日比 裕介

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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