金利指標改革関連のアップデート

2021-06-16

ファンドニュース(115)

2021年3月5日、金融行為規制機構(FCA)は、LIBORの恒久的公表停止および代表性喪失に関する発表を正式に行いました。今回の発表は、LIBORの運営機関であるICE Benchmark Administration(IBA)の市中協議の結果として、IBAの公表停止に向けたプランが確定したことを受けて行われたものです。FCAの発表には、全35のLIBORのテナー(調達期間)の将来の恒久的公表停止または代表性喪失に関する宣言が含まれており、実質的にLIBORの公表停止時期が確定しました。

今回のファンドニュースでは、現状のLIBORおよび金利指標改革関連のアップデートをまとめ、資産運用会社に求められる対応について改めて整理しています。